日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
快晴の朝の日曜日、昨日は昼間は小春日和でしたが、今朝はやはり冷え込んでいます。晩秋というよりは冬の朝に近い空気感の日曜の朝です。この寒暖のせいでしょうか昨日は朝から微熱がありだるい、無理をせずに睡眠をとり十分に寝たら平熱に戻りました。高熱にならず安心しました、改めて睡眠は大切だなぁと思う次第です。
さてと、先週に引き続き本題と参りましょう。
甲斐善光寺の話の続きです。先週のブログの写真見ていただきました?色は違いますが同じ形をしていますね。写真を見ても長野善光寺本堂が大きいのを感じるかもしれません。この両善光寺本堂、「撞木造」と先週言いましたが、この撞木造が善光寺の特徴なのです。
撞木とは鐘や半鐘を叩くT字型の棒(木槌のような)のことで、本堂を上から見ると屋根の棟ラインがT字型になっていることから撞木造と呼ばれています。
因みにシュモクザメのシュモクも撞木のことで英語ではハンマーヘッドシャークというのと似たような名前の付け方なのです。
話戻りますが、この撞木造の平面的な特徴をいうと、間口に対して奥行がとても長いということなのです。それなどういう事かというと、参拝者のための空間を広くとるためなのです。本堂はそもそも仏様の空間であったので仏様はお堂の中心にいました。それが時代が新しくなるにつれて奥の方になり、手前に信者(参拝者)の空間をつくるようになっていきます。それが四角い平面では足りなくなり、その四角いお堂に縦長のお堂をもうひとつくっつけた形が撞木造なのです。やはり善光寺は民間信仰のお寺だけにこの造りになったのでしょうか。このお堂、ご覧になるときは正面だけでなく側面・背面方向からも眺めてください、独特の造りです。他のお堂では見られない特徴が盛りだくさんです。大きさを感じるのであれば横から見るのがおすすめです。
次回はこのなぜ同じような形が甲斐にもあるのか?というところをお話いたします。
今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
晴天の朝!気持ちいいいですね!!もう秋晴れというよりは冬の空のぬけ感です。紅葉の名所は今が見ごろのところも多いようで、残り少ない秋、楽しむならお早めに冬がすぐやってきます、巷もハロウィンが終わったとたんクリスマスに向けてのディスプレイに代わってきました・・・秋、終わっちゃいますよ~
ということで、今朝は時間がありますので2週間飛ばしてしまいました、本題と参りましょう。
前回は武田信玄ゆかりの窪八幡神社の話をしましたが、やはり甲斐の国=山梨県は信玄公は外せないです。山梨県内の古建築にもかなり絡んできます。
その中でも本日ご紹介する建物は「善光寺本堂」です。善光寺とはいっても皆様ご存知長野善光寺とは違います、「甲斐善光寺」の本堂です。
形は長野善光寺と同じ形をしている同じ撞木造と呼ばれる形式の本堂建築なのです。
古さは80年ほど甲斐が新しく、面積・規模も甲斐が一回り小さいです。長野は国宝ですが、甲斐は重要文化財です・・・・・なのですが、やはりでかい!!この周辺にはない木造建築物です。見どころはいっぱいあります。まずは両本堂の写真をご覧ください。詳しいことは次回といたしましょう。
今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。

長野善光寺本堂

甲斐善光寺本堂
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。今日は曇天の朝となっています。風も肌寒く秋らしい空気感、どこかで昨日、焚火をしたようなにおいが降りている湿度のある朝の空気・・・・・
今週はちゃんと日曜の朝に書き込みをしています。先週は失礼しました。
昨日は弊社のイベントで日光杉伐採ツアーがあり、ご参加の皆様には御礼を申し上げます。内容はHPのイベント報告や他の方がブログで書き込むかと思いますのでここでは詳しく触れませんが・・・・・・
それでは本題を・・・・・と行きたいのですが、今日はこれからお引き渡しがありますので、出かけます。今日も簡単な、ただのつぶやきとさせていただきます。
というわけで、出かけます。この辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
2日遅れの「日曜の朝に」になりました。
事情がありまして、日曜の朝に書き込むことができない状況でありましたこと(昨日も同じこと)申し訳ありません。忘れていたために飛ばしたわけではありませんので・・・・だだの言い訳でしょうか・・・今日はお詫びのコメントになりますがこの辺で失礼いたします。次の日曜日まで良い日々をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
見事な秋晴れの朝、やっと毎日が秋らしくなりました、一昨晩・昨晩も月がきれいです。きょうは満月・・・ただこの天気夜まで持たないかも・・・・前回の満月は中秋の名月でしたが例の長雨で全然でした今が見ごろかと・・・
さて先週に引き続き本題と参りましょう。
山梨市の窪八幡神社の続編の話です。11間の間口の長い本殿、神社は神様が居ます所は本殿、その本殿には参拝者はいけません、その手前に拝殿という参拝する所があります。この窪八幡神社はその拝殿も11間ある長い拝殿です。
神社建築は様式が寺院建築より多様ですよくOO造の社殿と言われますが、この社殿は「流れ造」の社殿、一番よくある屋根形状なのですが、11間と言うのが特別、ここは神様の長屋といったところでしょうか。
甲州と言えば「武田信玄」この神社も武田信玄ゆかりの神社です。武田家は甲斐源氏の家系なので八幡神社を崇敬していますので、ここの神社も八幡神社というわけです。
因みに、八幡神社の総
本社(お寺で言えば総本山)は大分県の宇佐八幡宮になります。
というわけで、窪八幡神社本殿の後ろ姿の写真を紹介して、本日はここまでといたします。よい日曜日をお過ごしください。

窪八幡本殿背面
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
雨の日曜日です。ただ何か秋雨といった感じではないような・・・・きのうもそうですが激しく降りずぎです・・・既に東京は亜熱帯地域になったのか?と言うような季節感のない雨の降り方では・・・・・
今日は久しぶりに本題と参りましょう。山梨県の国宝建造物を2件ご紹介しました。山梨には国宝建築物はこの2棟となり、今日紹介する古建築は重要文化財となりますが、とても珍しい神社建築になります。その神社は前回ご紹介した「清白寺」より北西1.5kmに鎮座しています「窪八幡神社」にあります。この神社国指定の重要文化財建造物が9棟もあるのです。文化財の宝庫の神社なのです。その中で特筆すべきは本殿と拝殿の間口の長さなのです。
古建築では柱と柱を1間と呼びます。1間=6尺=1818ミリとは違いどんな寸法でも柱間を1間と呼びます。
その表現で言いますと窪八幡本殿と拝殿は11間あるのです。ちなみに有名な京都三十三間堂は柱間が33あるので三十三間堂なのです。11間ある社殿はここだけなのです。そんな珍しい社殿がある「窪八幡神社」お話していきます。来週に続く・・・・・
ということで今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。

窪八幡社殿前面
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
秋晴れの朝!久しぶりの青空スタートの日曜日となりました。
ただ、暑くなりそうですね~日差しに慣れていない今日この頃です、ご注意あれ。
今日は気分を変えて、ただのつぶやきと参ります。ふと思ったことを・・・・・
二連紙巻器、皆さん知っていますよね?トイレットペーパーを二つセットできる紙巻器のことです。
そんなの知っているよ!という声が聞こえてきそうです。
皆さんはどう使っていますか?用をした後、二連紙巻器に手お伸ばします。あなたはどちらに手を?
多い方、少ない方?結構、人によっては様々です。まぁ、そこまで考えずに使っている方が多いのでは・・・・
ちょっと考えてみてください、気のままに両方を使っている場合、起こりうる最悪の出来事が・・・起こる可能性があるのでは?
そう!紙がない!!これです。
この悲劇を回避するには、片方から使うことなのです。常にそれを行っていれば、いつも完全な一巻きが片方に存在しているのです。一回で一巻きを使い切らない限り、悲劇が訪れない事になります。リスクを回避するには片方から使用するのが良いのでは・・・・
東京デズニーリゾートのホテルで見かけたのですが、そこには「エコのため片方からお使いください。」というような言葉が添えられていました。エコ?というのは、ピンときませんが、「片方から使わないと、悲劇が訪れますよ~」という、言葉はつかえないのでオブラートに包んだ言葉で伝えているのだなと・・・考えすぎですね。
まぁ、そんなことを考えている今日この頃です。
今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
なかなか晴れませんねぇ~今朝は霧からうす曇明るくはなってきましたが・・・・また夕方雨だとか・・・・
現場はこの天候で大変です。よその現場も同じことなので、解体とかコンクリート工事などは大変とのこと、早く秋晴れの続く季節となって欲しいものです。
このブログ今日は会社でつぶやいております。ということは、今日は仕事です。現場見学会と打ち合わせがあり、こらから準備をいたしますので、いつものお題はまたということでご勘弁を・・・・申し訳ございません。
簡単ですが、今日はこの辺で失礼させて頂きます。よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
雨の日曜日・・・さっきから降り出してきました、小雨程度ではなくしっかり振っています。特に何する訳ではないのですが、たまにはスカッとした青空を眺めてみたいものです…ただ・・今週は週間天気予報をみると雲と傘のマークしかありません。秋晴れはもう少し先のようです。晴れたら皆様もここ「日曜の朝に」で紹介した建物たちに会いに行ってみてください。
ということで、先週の話の続きと参りましょう。
国宝建築物の清白寺仏殿話をしてきましたが、清白寺にはもう一つ重要文化財建築物があります。仏殿の右奥にある「清白寺庫裏」です。庫裏(くり)とは、お坊さんの住まいの名称になります。清白寺庫裏は江戸中期・元禄2~6年(1689~1693)に建立した建物です。大きな切妻屋根、武骨な妻飾りが特徴の建物。お寺にとってメインの建物ではないですが、宗教建築物と住宅建築物(民家)の要素の入り混じった建物=庫裏です。そのような建物、結構文化財として存在しています。ご注目あれ。
今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
雨模様の日曜の朝を迎えています。今日は一日こんな天気なのでしょうか・・・・今日は時間があるので久しぶりの本題に早速参りましょう。
3週間前の話となりますが、山梨県の文化財建造物の話第3弾ということで山梨市にある「清白寺仏殿」の話をしました。今日はその仏殿の内部の話を・・・
以前このブログにも登場した国宝建築である東京都東村山にある、正福寺地蔵堂と比較してみましょう。この正福寺地蔵堂応永14年(西暦1407)で、清白寺仏殿は応永22年(西暦1415)と、ほぼ同時期に建てられた同じ様式・禅宗様 仏殿なのです。外観は同じ形・裳階(もこし・下屋の屋根部分のこと)付きのお堂ですが、内部が違います、外部の木組み構造がそのまま内部に入り込み内部中心に向かって木組みが競り上がっていくようなダイナミックな空間を持つ正福寺地蔵堂、一方清白寺仏殿は外部の木組みが内部に入り込んでなく、簡単な構造になっています、歴史の流れからいえば中国大陸からの技術である禅宗様が日本に来て、まず基本に近い形で作ったのが正福寺、ただこれは手間がかかる、ということは工期が長く費用が掛かることになる、建築に対する費用の問題は今の昔も変わりがありません、そこを工夫したのが清白寺だったのではないでしょうか、まずは外観重視ということで、そのようなことを考えながら同じ時代・同じ様式の文化財建造物を比較してみると面白いかもしれません。ちなみに正福寺地蔵堂とほぼ同じようなお堂は教科書でも有名な鎌倉・円覚寺舎利殿です。この話もいつか・・・・・・
ということで今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。