日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
今朝はかなりの冷え込みのようで、霜で地面の白さが一段と強い朝です。寒い!
今日はお引き渡しがあるのでこれから出かけるのですが、まだ時間だありますので先週の続きと参りましょう。
埼玉県編第1弾として妻沼に歓喜院聖天堂・国宝建築物に触れました。修復を終え重要文化財から国宝にレベルアップしたのですが、かなりきれいで実物見たくなりませんか?自分もまだ修理前に見ただけなので今の絢爛豪華な彩色を見たいと思っているのですがなかなか機会がありません。この聖天堂、寺院のお堂なのですが建築様式は神社様式である権現造なのです。日光東照宮に代表される建築様式です。なぜそうなったのかは次回に触れてみましょう。
今日は短めですがこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
雲ひとつない晴れ渡る空!気持ちいいです。すっかり冬の朝なのですが、外の寒さが気持ち良く感じてしまうくらい、きれいな空です。12月も二けた台の日に入り、今年も残り少なくなってきました。今日は仕事もなく久しぶりの日曜日らしさを感じつつ・・・・・本題に参りましょう。
埼玉県編の始まりです。
埼玉県に国宝建造物はありますか?ついこの前まではなかったのですが、平成24年に重要文化財から国宝になった古建築が・・・・まずこの国宝建造物から埼玉県編スタートです。
熊谷市妻沼にある「歓喜院聖天堂」になります。少し前までは妻沼町でした。熊谷市と合併しいまは熊谷市内となっています。
妻沼の聖天さんで今でも有名な信仰の場所です。江戸時代中期建てられたお堂なのですが、彫刻の装飾がすごい!!修復後塗装も復元されたので色もきれい!!
国宝指定の理由は建築としての技術的な頂点の一つ、これが庶民信仰によって実現されたこと。確かに日光は時の権力者によるもの、聖天堂は民衆の寄進により建立されたということです。まずは修復前と修復後の比較写真をご覧ください。その後の話は次回へと続きます。
今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
今朝の空は高いところに薄雲があり、そこに朝日が映り込み茜色の空、幻想的な景色が見れました。なかなか良かったです。
もう12月になりました。ということはこの「日曜の朝に」がシーズンフォーに入ったということになります(すごくないですか!)。
日曜にブログをつづり丸三年やってきました。いよいよ四年目に突入です。皆様からは少しは反響もいただける用意なりました。ありがとうございます。
三年やってきたこと褒めてやってください(どうでもいいことですね)。これからも同じ調子でやっていきますますのでお気軽にお楽しみください。
本題は新たなる展開、「埼玉県」に舞台を移して始めることになるのですが・・・・・・今日はこれから現場でのお客様立会いがあるので・・・仕事です。本題はまた次につぶやきさせてください。
ということで簡単にさせていただきます。今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
曇り空の日曜日となりました。朝の天気予報では午前50%・午後50%とのこと、何とか午前中だけでも・・・・お客様のホームオーナー様邸訪問だけはもってほしい~と思います・・・・・
というわけで、これから出勤です。簡単にお送りいたします。が!ちょっとは本題も・・・・・
前回、甲斐善光寺の話をしましたが、山梨県まだまだ紹介しきれていない文化財建造物は多いのですが、いよいよ舞台は隣の埼玉県へ・・・・・次回は埼玉県編に突入と参ります。ご期待を!
山梨県編最後の話として、甲斐善光寺へ参りましたら、東光寺仏殿にも足をお運びを・・・・
甲斐善光寺の西へ500mのところに禅宗様の重要文化財の仏殿があります。室町時代後期に建立されたお堂で、
以前ここでも取り上げた、山梨市・国宝・清白寺仏殿と同じ形をしたお堂です。特徴はより各部分の意匠が簡略化されて、シンプルなつくりになっているところです。正面の写真でも以前紹介した仏殿は花頭窓(かとうまど・火灯窓とも書きます)が両脇ありましたが、東光寺仏殿にはそれがありません。かなり和様に近い要素も取り入れています。小さいですがなかなか良いお堂です。善光寺だけではもったいないので是非こちらまで足を延ばしてみてください。
今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
また日曜日がやってまいりました。なんか早いですね、年末が近づくと時間の進み方が早いと感じてしまいます。
昨日の雨のせいでしょうか、霧の朝になっています。お日様が幻想的に輝いている趣のある景色。適度な湿度のある空気も気持ちがよいです。
では本題と参りましょう。引き続き二つの善光寺の話となります。
主役は山梨県にある甲斐善光寺本堂、有名なのは長野善光寺本堂(国宝)となります、こちらが本家であることはご存じの通りで、そのコピー版が甲斐善光寺本堂ということになります。
この甲斐善光寺本堂を最初に建立したのが武田信玄、なぜ建築したかというと、善光寺の御本尊を自分のところに持ってきてしまったからなのです。
長野は武田信玄と上杉謙信が幾度と戦った川中島があるところです。善光寺のある長野を制することは両者の勢力図を示す重要地点だったのです。そして長野善光寺の御本尊は、まず上杉謙信によって越後に、それから武田信玄によって甲斐に来たのです。そのためのお堂を立てたのが始まりです。
現在の甲斐善光寺本堂は江戸時代後期に再建になります。このような歴史の流れに翻弄された善光寺その中で現れた建築物なのです。ぜひ機会があれば尋ねてみてください。
因みに長野善光寺御本尊は武田家滅亡後、織田・豊臣の時代、各地を転々とし一時期は京都に居たことも・・・徳川の時代になりやっと長野に帰ってきました。めでたしめでたし。
それでは、今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
快晴の朝の日曜日、昨日は昼間は小春日和でしたが、今朝はやはり冷え込んでいます。晩秋というよりは冬の朝に近い空気感の日曜の朝です。この寒暖のせいでしょうか昨日は朝から微熱がありだるい、無理をせずに睡眠をとり十分に寝たら平熱に戻りました。高熱にならず安心しました、改めて睡眠は大切だなぁと思う次第です。
さてと、先週に引き続き本題と参りましょう。
甲斐善光寺の話の続きです。先週のブログの写真見ていただきました?色は違いますが同じ形をしていますね。写真を見ても長野善光寺本堂が大きいのを感じるかもしれません。この両善光寺本堂、「撞木造」と先週言いましたが、この撞木造が善光寺の特徴なのです。
撞木とは鐘や半鐘を叩くT字型の棒(木槌のような)のことで、本堂を上から見ると屋根の棟ラインがT字型になっていることから撞木造と呼ばれています。
因みにシュモクザメのシュモクも撞木のことで英語ではハンマーヘッドシャークというのと似たような名前の付け方なのです。
話戻りますが、この撞木造の平面的な特徴をいうと、間口に対して奥行がとても長いということなのです。それなどういう事かというと、参拝者のための空間を広くとるためなのです。本堂はそもそも仏様の空間であったので仏様はお堂の中心にいました。それが時代が新しくなるにつれて奥の方になり、手前に信者(参拝者)の空間をつくるようになっていきます。それが四角い平面では足りなくなり、その四角いお堂に縦長のお堂をもうひとつくっつけた形が撞木造なのです。やはり善光寺は民間信仰のお寺だけにこの造りになったのでしょうか。このお堂、ご覧になるときは正面だけでなく側面・背面方向からも眺めてください、独特の造りです。他のお堂では見られない特徴が盛りだくさんです。大きさを感じるのであれば横から見るのがおすすめです。
次回はこのなぜ同じような形が甲斐にもあるのか?というところをお話いたします。
今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
晴天の朝!気持ちいいいですね!!もう秋晴れというよりは冬の空のぬけ感です。紅葉の名所は今が見ごろのところも多いようで、残り少ない秋、楽しむならお早めに冬がすぐやってきます、巷もハロウィンが終わったとたんクリスマスに向けてのディスプレイに代わってきました・・・秋、終わっちゃいますよ~
ということで、今朝は時間がありますので2週間飛ばしてしまいました、本題と参りましょう。
前回は武田信玄ゆかりの窪八幡神社の話をしましたが、やはり甲斐の国=山梨県は信玄公は外せないです。山梨県内の古建築にもかなり絡んできます。
その中でも本日ご紹介する建物は「善光寺本堂」です。善光寺とはいっても皆様ご存知長野善光寺とは違います、「甲斐善光寺」の本堂です。
形は長野善光寺と同じ形をしている同じ撞木造と呼ばれる形式の本堂建築なのです。
古さは80年ほど甲斐が新しく、面積・規模も甲斐が一回り小さいです。長野は国宝ですが、甲斐は重要文化財です・・・・・なのですが、やはりでかい!!この周辺にはない木造建築物です。見どころはいっぱいあります。まずは両本堂の写真をご覧ください。詳しいことは次回といたしましょう。
今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。今日は曇天の朝となっています。風も肌寒く秋らしい空気感、どこかで昨日、焚火をしたようなにおいが降りている湿度のある朝の空気・・・・・
今週はちゃんと日曜の朝に書き込みをしています。先週は失礼しました。
昨日は弊社のイベントで日光杉伐採ツアーがあり、ご参加の皆様には御礼を申し上げます。内容はHPのイベント報告や他の方がブログで書き込むかと思いますのでここでは詳しく触れませんが・・・・・・
それでは本題を・・・・・と行きたいのですが、今日はこれからお引き渡しがありますので、出かけます。今日も簡単な、ただのつぶやきとさせていただきます。
というわけで、出かけます。この辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
2日遅れの「日曜の朝に」になりました。
事情がありまして、日曜の朝に書き込むことができない状況でありましたこと(昨日も同じこと)申し訳ありません。忘れていたために飛ばしたわけではありませんので・・・・だだの言い訳でしょうか・・・今日はお詫びのコメントになりますがこの辺で失礼いたします。次の日曜日まで良い日々をお過ごしください。
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
見事な秋晴れの朝、やっと毎日が秋らしくなりました、一昨晩・昨晩も月がきれいです。きょうは満月・・・ただこの天気夜まで持たないかも・・・・前回の満月は中秋の名月でしたが例の長雨で全然でした今が見ごろかと・・・
さて先週に引き続き本題と参りましょう。
山梨市の窪八幡神社の続編の話です。11間の間口の長い本殿、神社は神様が居ます所は本殿、その本殿には参拝者はいけません、その手前に拝殿という参拝する所があります。この窪八幡神社はその拝殿も11間ある長い拝殿です。
神社建築は様式が寺院建築より多様ですよくOO造の社殿と言われますが、この社殿は「流れ造」の社殿、一番よくある屋根形状なのですが、11間と言うのが特別、ここは神様の長屋といったところでしょうか。
甲州と言えば「武田信玄」この神社も武田信玄ゆかりの神社です。武田家は甲斐源氏の家系なので八幡神社を崇敬していますので、ここの神社も八幡神社というわけです。
因みに、八幡神社の総
本社(お寺で言えば総本山)は大分県の宇佐八幡宮になります。
というわけで、窪八幡神社本殿の後ろ姿の写真を紹介して、本日はここまでといたします。よい日曜日をお過ごしください。