賃貸ビル・マンション建築・修繕 小河原建設の非木造事業
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2023.01.09
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日曜の朝に

おはようございます。東京中野の工務店小河原建設住宅事業部設計担当の高橋です。

今日は1/9成人の日・祝日です。月曜日・・・1日遅れの登場です。

昨日の日曜日は休日担当ということで仕事の日でした。今日は自分も休日ということで一日遅れと・・・

今年2回目の「日曜の朝に」となります。

今日は何を・・・昨年から斜線の話をしておりますのでその続きと行きましょう。

道路斜線の話の次は、もう一つの斜線「高度斜線」の話を・・・この斜線は建築計画地から北側の隣地に対するものになります。

当然、2階建ての多い住宅地域と高層ビルのある商業地域と斜線規制が変わるのは当然で、逆にこれがあるから住宅地の街並みがある程度、保たれるということです。

この高度斜線(ほぼ=北側斜線)は、北の方角が重要なことになります。

この建築では「真北」という北を使います。

この建築業界「真北」を「まきた」とは言わず「しんぽく」と言います。

いきなり「しんぽく」はどちらですか?など言われると??ということになります。

この「しんぽく」という言葉、是非覚えておいて下さい。

北にはもうひとつ「磁北」と言うものがあります。方位磁石で北を指すこの方向が磁北です。

この磁北、皆様ご存知でしょうがこれは本当の北ではありません。

そこで本当の北ということで真北と言います。

磁北は日本でも各地違います。

国土地理院から出されています磁北と真北の角度の違い(偏角と言います)の地図です。

磁気図(偏角):国土地理院HPより

方位磁石(コンパス)が示す北方向は日本においても5度の違いがあるのです。しかも磁北は刻々と変化しています。

伊能忠敬が日本地図を測量した頃は真北と磁北が一致していたとのこと意外と短い時間で数度単位で変わるとのこと・・・ですので建築では真北を使います。

最近はスマホでも方位がわかりますが、設定で磁北と真北の設定がありますので真北を確認する際はご注意ください。

本当に正確に真北を調べるには測量作業が必要となります。そのあたりも気にしてみて下さい。

この真北をもとに高度斜線が決まることになります。

今日は建築の話と言うよりは地理的な話になりましたね、ということで今日はこの辺で失礼いたします。よい祝日をお過ごしください。(晴れ着姿は見られるのでしょうか・・・)

2023.01.01
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日曜の朝に

おはようございます。東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部 設計担当の高橋です。

あえていつも通りのオープニングですが・・・

改めまして新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

東京は穏やかな元日となっています。

6年に1度やってくる元日の日曜日・・・時間は午後いつもながら朝ではありませんが・・・

今年もこの「日曜の朝に」宜しくお願い致します。

今年一番のブログ登場でもありますので年始らしく

「手斧始式」の話を・・・

この建築業界で仕事はじめと言いますと挨拶回りや安全祈願などが一般的ですが、伝統的な儀式で大工の仕事始めの儀式で「手斧(ちょうな)始式」と言うものがあります。

この辺では鎌倉鶴岡八幡宮に奉納する手斧始式が有名なようです。

大手ゼネコンのS建設も仕事始めに行うとのこと、以前その道具拝見したことありますが工芸品のような道具でした(余談)。

本来は手斧始式は重要な工事に先立て行う儀式であったものが、仕事始めにも行われてきたとのことです。

検索すると様子がわかります。

年始のけじめ、安全祈願、大工の誇りなどを現した儀式のようです。

すたれずに残っていってほしいものです。と言いう年始らしい話をしました・・・

今年も建築の話など気ままにやった行きます10年目、お付き合いください。

最後に年末、子供が夜景を見たいということで横浜へ・・・

その時の1枚を・・・

横浜大桟橋より飛鳥Ⅱと横浜みなとみらいの夜景

素晴らしい夜景でした・・・写真では伝わらないのがもどかしいです・・・

ということで今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日(元日)をお過ごしください。

2022.12.25
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日曜の朝に

おはようございます。

東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部 設計担当の高橋です。

本日は仕事の日曜日です。大和町のモデルハウスのご案内やお客様とのお打合せなどなどが一段落つき・・・もう宵の口

帰宅前のブログということで・・・なんと今年最後の日曜の朝となります。

また、来年は元旦が日曜日です。来週は新年早々、2017年以来の元旦の「日曜の朝に」となります。

でもそんなに期待しないでください。多分いつも通りです。

さて、今日は先週の話の続きとまいりましょう。

道路斜線の話をしていました。

道路斜線に関して、ちょっとぐらいなら超えてもある条件を満たせばいいですよ、というような緩和条件があります。

それが「天空率」

平成14年から斜線制限の緩和条件として使われています。ということは平成14年以前は絶対に超えてはならないということでした。

まずこちらを

天空率とは・・・こんな感じ

Aは道路斜線の通りに建てる建物の形、Bは道路斜線を超えている建物、この二つの建物、同じ敷地に建築すると考えてください。

人が立っています。

その人がAとBの建物を見て建物の姿を除いた背景=空の広さがAよりBが広い場合であれば、道路斜線超えてもいいです。

ということなのです。

敷地の間口に対して細長い建物であればあるほど斜線を超えもよいということになるのです。

ちょっと荒っぽい話ですが、簡単に言うとそういうことなです。

それでも理解できない方は多いと思います・・・

そんな天空率、頭の片隅にでも憶えておくと良いかもしれません。

それでは今日はこの辺で失礼いたします。

残り良い日曜日をお過ごしください。

あと、今年もお世話内なりました。1年間ありがとうございます。

2022.12.18
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日曜の朝に

おはようございます。

東京 中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部 設計担当の高橋です。

そういえば前々回、話しましたがシーズン10突入しています。

誰からも反応が・・・ありません・・・そんなもんです。

今日は先週同様仕事の日曜日ではありません。本日は私用があり休みですが、昼間はこの私用でブログに手が付けられず、この夕方過ぎの登場となりました。

今週12/22は冬至ですし冬らしく年末らしくなってきました。

今日の話は先週に引き続き敷地に係る「斜線制限の話」

その中で「道路斜線」についてということでまずはこれを

道路斜線とはこのようなこと

この道路斜線は敷地が接する道路の幅員によって変わります。

建築基準法では一番幅が狭い道路の幅は4mとなります。

この図はその4mの道に接道している第1種低層住居専用地域の道路斜線の話:道路斜線が1m進むと1.25m高くなる斜線となる地域:住居系の用途地域はこの斜線となります。(ちなみに商業系の地域では1.25→1.5となります。)

ということは道路幅4mで道路境界線上では5mの高さまでと・・・2階は無理。

そこで2階が建てることができるまで道路から離すことになります。

そこのところなのですが、自分が道路から離れると道路の反対側も同じだけ道路が広がるとみなすことができます。

これ50㎝建物が下がると幅4mの道路が5mに見なすことができ、6.25mの高さが可能となるわけです、2階建ての住宅の軒高さとして使えるようになります。

このような道路斜線ですがこの斜線には緩和もあり、ちょっと出ても大丈夫な場合もあります。

そのあたりはまた次の機会で・・・字数が足りてきましたので今日はここまでということで

最後に昨日のモデルハウスをご覧ください。

2022年12月17日(土)のモデルハウス

ご見学の予約お待ちしております。

それでは今日はこの辺で失礼いたします。残りよい日曜日をお過ごしください。

2022.12.11
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日曜の朝に

おはようございます。東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部 設計担当 高橋です。

今日は日曜日の午前の登場と言いたかったのですが・・・まもなく正午・・・このブログが終わるころには午後となるでしょうか・・・

今日は休みの日曜日・・・仕事の途中ではないのでご安心を・・・

休日の「日曜の朝に」となれば建築巡りなのですが・・・

関東+山梨県が一段落して次はどう展開していくか思案中ということで・・・

11月20日の続きと行きましょう、その時は建物の規模を決める要素:建ぺい率・容積率の話をしました。

また違う方向で建物の規模に影響する「斜線」の話を

お住まいを建築するには土地(敷地)が必要です。当たり前のことですが・・・

その土地に接しているものは道路とお隣さんの土地(敷地)となります。そこからの規制が斜線となります。

土地=敷地が受ける斜線は3方向

道路斜線:道路の日照・採光・通風のため

高度斜線:北側の隣地の日照のため

きれいに南北方向に揃っている敷地は2方向しかも北側が接道であれば1方向となりますが、

大抵は多少なりとも南北方向に対し土地が振れている場合が多いと思いますので、2方向以上のとなるかと・・・

この斜線がどう影響するのかと言うとこのような風景見たことありませんか?

23区内住宅地で良く見掛ける街並みこれは南北に通る道から西側を見る街並みの例です。

なぜこのようななるのか?

具体的な話を次回?には致します。続けると長くなりそうなので・・・

今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。

2022.12.04
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日曜の朝に

おはようございます。

東京中野区小河原建設 住宅事業部 設計担当の高橋です。

今日も日曜日の夜の登場となりました。

まずはこれを

唯一無二!自画自賛!!

ということなのです。

よくやってると思いませんか?いよいよ10年目に入りました。

2013年12月1日から毎週日曜日(ごくたまに月曜日も・・・)続けてきました「日曜の朝に」・・・感慨深いものがあります。

過去を振りけると意外と面白い話題が・・・

2014年6月15日からは五重塔の話、その後東京都の国指定重要文化財建造物の話をぽつぽつと、

2015年9月13日から江戸城の話を、

2016年7月31日からは山梨県→埼玉県→千葉県→神奈川県→群馬県→栃木県→茨城県と自分が行ったことのある国指定重要文化財建造物巡りをぽつぽつと・・・

過去を振り返りましたが興味のある方は過去ブログ見てみてください。

これから先のことは今までと同じようにゆるゆると・・・

ということで今日はこの辺で失礼いたします。

残りよい日曜日をお過ごしください。

2022.11.27
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日曜の朝に

おはようございます。東京中野区の小河原建設 住宅事業部 設計担当の高橋です。

今日も夜となってしまいました。本日仕事の日曜日、現場のご案内などもありました。

これから帰ろうかというひと時のブログです。

今はあまり頭が冴えていない時期なのです・・・たまにこういうときありますよね。

そんな時、自分はこんなことをします。

うずまくうずまき・・・何のことやら・・・

自分の今の頭の中でしょうか・・・

よく何も考えずにうずまきを描くことをします。

なんか気分が落ち着きます。これは先ほど描いたうずです。

あしたは今日よりスッキリするでしょうか(頭の中が・・・)

今日は何も中身のないブログになりました・・・お許しください。

長年やっているとこんなこともあります・・・(自己肯定)

ということで今日はこの辺で失礼いたします。

残り良い日曜日をお過ごしください。

2022.11.20
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日曜の朝に

おはようございます。東京都中野区 小河原建設 住宅事業部 設計担当の高橋です。

今日もすっかり暗くなった宵の口・・・午後から降り出した雨が今も・・・

今日も仕事の日曜日・・・お客様とお会いしてお打合せなどの3件がありました・・・

3つとなると、とろける感が帰り際にはあるのですが・・・今日はそこまでは・・・

たぶんこちらが一人ではなく複数の対応だったからかもしれません。

まだ何とか余力がありますので、この帰り際のブログとなりました・・・

前回は平面寸法で基準となるひとマス3尺×3尺の話をしました。

このひとマスから平面規模は広がってきますが、今日はその反対側からのアプローチした面積の話を

まずはこちらを

建ぺい率と容積率て何?

基本的な話で建築関係の方ならだれでも知っていることなのですが・・・

この2つの率で、計画する敷地の広さによって建物の平面規模は決まってきます。

敷地というエリアの中に建物が入っていないといけないこと、これは誰でもわかることと思いますが、

その建てられる割合が地域ごとに決められています。

その決められた割合というのが「建ぺい率」と「容積率」となります。

同じ敷地面積でも地域によっては敷地の半分の範囲までで2階建てまでの場合もありますし、敷地の8割まで建ててよく5階まで可能な地域もあります。

平面(プラン)の検討は、まずはどこまで、どの規模まで建築可能かを把握することが重要になります。

ただし、建物の規模はこの建ぺい率・容積率だけで決まるわけでもありません。

この話まだまだ続きがあります・・・このあとは次回に

ということで今日はこの辺で失礼いたします。残り良い日曜日をお過ごしください。

2022.11.13
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日曜の朝に

おはようございます。

東京都中野区にあります小河原建設 住宅事業部 設計担当の高橋です。(なんか、かしこまった感じですが気にせずに・・・)

今日は休日担当ということで仕事の日曜日です。(いつもながら・・・)打合せもありました・・・その仕事の帰り際のブログです。

雨も降ってきたのでその前にということで・・・

先週は月食のことブログしました。皆様、月食!ご覧なりましたか?いつになく皆既状態が長く暗い赤銅色の月、見ることできました!!

ということで先週は空の話でしたが先々週に戻り寸法の話の続きでも・・・

日本の住宅は3尺×3尺の正方形が基本となる平面(間取り)になること以前お話しました。

そこでこの図を

柱芯々910㎜=3尺による廊下の寸法

この基本となる柱芯々寸法910㎜では廊下の幅はこの図のように78cm~76cmとなります。

尺寸法は昔から使われている寸法ですが、今でも使われています。

何が変わったかというと日本人の体形が大きくなったこと、

そこでちょっと小さいかな?ということもあり最近はメータモジュール(1000㎜×1000㎜)という住宅もありますが・・・

まだ住宅関係の品物は3尺に合わせて出来ているものが多いのです。

建築基準法でも住宅の階段の幅は75cm以上と決まっているのもこの3尺モジュールによるものです。

家具など70cm幅とか多いのもこの柱芯々3尺に合わせで製作されているのです。

このように尺寸法はまだまだこれからも住まいの中で生き続けると思います。

ということで今日はこの辺で失礼いたします。残り良い日曜日をお過ごしください。

2022.11.06
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日曜の朝に

おはようございます。小河原建設 住宅事業部 設計担当の高橋です。

もう辺りはすっかり暗くなってしまった日曜日の宵の口、今日も打合せがありましたので仕事の日曜日・・・

帰る前にブログをといったところです。

なんと皆様!今週火曜日11月8日は「皆既月食」があります。

あの赤銅色の満月が・・・晴れれば見えます!!

しかも時間が皆既状態が午後8時前後と子供たちも問題なく月食を楽しめる都合の良い時間です。

晴れることを願いましょう!

2022年11月8日(火)の皆既月食(国立天文台HPより)

しかもこの月食中に月の後ろを天王星が横切るのです・・・ただし天王星は6等星・・・都内では肉眼では不可能です・・・

ただ惑星が月を横切ることはかなり珍しいことなので天文ファンの方々は色めきだっているのでは・・・

ということでまだそんなに寒くないですので月食を楽しんでください、晴れないとだめですけど・・・

ということで今日はこの辺で失礼いたします。

残り良い日曜日をお過ごしください。

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