賃貸ビル・マンション建築・修繕 小河原建設の非木造事業
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2019.10.03
yoshihiko

スマート○△□に注目!

朝晩は暑さも和らぎ、虫の音が秋の深まりを感じさせるこの頃ですが、皆様お元気のこととお察しいたします。

令和の時代となり、はや5か月目となります。

スマイルニュース前々号(7月号)の本欄で「令和の時代に求められる住まい」と題して、『IT 革命を時代背景に家の中のあらゆるものがインターネットにつながり(IOT )、これまでにない機能を備えた、利便性の高い、新しい住宅が登場してくる。』と記しましたが、その具体的な実例が「スマート」という言葉を冠して登場してきているので、今号ではそのいくつかをご紹介したいと思いす。

既にスマートを冠する言葉としてはスマートフォン、スマートハウスなどが広く普及しています。

スマートフォン(スマホ)はもはや我々の生活の必需品であり、これからのスマート時代を実現していく生活環境の足場(プラットホーム)といっていいでしょう。

片や、スマートハウスは言葉が先行し、具体的な生活をイメージさせてくれるところまではまだいっていませんね。

そこで生活をイメージさせてくれるものとして、最近普及し始めているものにスマートロック(スマートキー)があります。

これはスマホなどの機器を用いて解錠や施錠が出来、利便性が高くセキュリティも安心できるというものです。

鍵が不要なので手ぶらで開閉でき、開閉可能な時間や回数を設定出来るので、不在時の第三者の出入りもOK 、取り付けも簡単に出来るので、戸建てや賃貸マンションなどに使われ始めています。

次に紹介するのはスマートスピーカー(AI スピーカー)。

これは皆さんもご存知かと思います。声で呼び掛ければ内蔵マイクで認識し、調べものをしてくれたり、家の中の照明器具やエアコン、湯沸し器などの操作をしてくれます。

スマートスピーカーが近くにあれば身体を動かすことなく、話しかけるだけで用が済んでしまう。一度試してみたいですね。

最後にご紹介するのはスマートアイならぬブライトアイ(Bright eye )と名付けられた、どこにいてもスマホで家の中の様子を確認できるネットワークカメラ付きライトです。

自宅はもちろん外出先や仕事中、旅先でも室内の様子を確認できます。

留守番中の子供やペットの様子、また離れて暮らす親の様子なども見守ることが出来、更には双方向通話機能もあるので、互いに顔を見ながら話しも出来るという優れもの。

取り付けも電球をはずして付け替えればいいだけなので、とても簡単です。

ここにあげた上記三点、いずれもユーザー目線にたって開発されたもので、「手軽に使えて役に立つ」というスマートな代物です。

これからもスマートキッチン、スマートユニットバス、スマートミラーなどなど、生活を便利で愉しくしてくれるものが登場してくれることを期待しています。

 

 


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2019.08.20
yoshihiko

令和の時代に求められる住まい  後編

暑い毎日が続いています。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

体調にはくれぐれもご注意下さい。

さて、前号では敗戦から平成に至るまでの住宅の変遷を記しました。

今号ではいよいよ本題に入ります。

―高齢者住宅の多様化―

令和の時代に入った現在、シニア向けマンション、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)、自宅と老健施設の中間的な賃貸住宅など多様なタイプが登場してきており、高齢期の住宅の選択肢は増えてきています。

住み替えや建て替え、リノベーション(大規模改修)の為の資金調達手段も、自宅を担保に銀行から融資を受けるリバースモーゲージや自宅を売却後、賃料を払いながら住み続けられるリースバックなどもあり、60歳以上でも住宅ローンを組むことが可能となっています。

―住宅と時代背景―

さて、上記推移を経ての令和の時代の住宅を考える上で、考慮すべき三つの時代背景があります。

①第四次産業革命といえるIT革命、

②地球温暖化による環境問題

③小子化による働き手不足と人生100年時代 と云われる老後の長期化です。

このうち①と②は主にハード(ハコ)としての住宅に関わってくるもので①はキッチンやお風呂、建材をはじめエアコン、冷蔵庫、ベッドなど家電製品や家具、車などを含めた家の中のあらゆるものがインターネットにつながるIOT 技術の導入やICT (情報通信技術)により、家で仕事は勿論、介護や医療も行われるような、これまでにない機能を備えた、利便性の高い、新しい住宅が登場してきます。

②に於いては「省エネ」というキーワードが欠かせません。

そしてそれは車の燃費競争と同じように断熱・気密、創エネ・蓄エネなどの技術革新により、究極のエコカーならぬ、僅かなエネルギーで夏涼しく冬温かい究極のエコハウスをつくり出してくれるでしょう。

最後に③はソフト(価値、暮らし)としての住宅に関わってくることです。

テレワークスの普及により家は生活の拠点から仕事を含めた拠点ともなり、家での滞在時間が一層長くなることから、外観のデザインにしろインテリアにしろ、「ここち良さ」や「自分らしさ」が感じられ、使用する建材なども『見て、触れて、匂って』人との親和性の高いものが求められていくでしょう。

―健康と家の関係―

長い老後を充実したものとするためには健康が欠かせません。

そしてその健康は人が長く滞在する家によって大きく影響されます。

近年の研究で寒い家と高血圧の関係や、家の中の温度差が脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすヒートショックの原因になっている、ということが知見として分かってきています。

今後、健康と家との関係を解き明かす研究が更に進み、人の身心の健康と室内空気汚染や温熱環境、電磁波の影響、光や色彩の影響等との関係を解き明かしてくれるはずです。

以上より、「住む人の身心の健康に良い影響を与え、快適で便利な省エネ住宅」が令和の時代に求められる高齢者の住宅といえるでしょう。

 


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2019.06.20
yoshihiko

令和の時代に求められる住まい   前編

梅雨が始まる前に夏が来たような陽気になっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日の弊社「設立50周年感謝の集い」には大勢の方々にお越しいただき、盛会とすることが出来ましたのは嬉しい限りです。

ご参加戴けました皆様には誌面をお借りして厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

さて、日本が世界でも例のないスピードで超高齢化社会となっていることは御存じの通りであり、平成から令和に変わったからといって少子高齢化の勢いは変わらず、スピードは増すばかりです。

現在での日本人女性の平均寿命は87歳、男性は81歳ですが、いずれ女性は90歳を越えると予測されています。

「人生100年時代」が現実味を帯びてきています。

そこで今回は令和の時代に求められる高齢者の住まいについて今号と来号で考えてみたいと思います。

―戦後の住宅の変遷―

敗戦により焼土と化した国土を復興するため、戦後はバラック住宅の供給から始まりました。

そして住宅は「供給するもの」から「販売するもの」という概念のもと、ハウスメーカーが現れ、工業化住宅(プレファブ住宅)の販売を始めたのが昭和30年頃のことです。

当時は「もはや戦後ではない」と云われ、奇跡の復興に向け日本中が邁進し、不足していた住宅の供給が国策として進められていました。

質より量が求められ、住宅不足を解消すべく、日本中の都市に住宅が供給されていったのが昭和の時代といえます。

しかしその小ささ故に欧米人からラビットハッチ(ウサギ小屋)と揶揄された住宅は、冬が寒い無断熱・地震に弱い低耐震住宅で段差があちこちにあるバリアー住宅でもありました。

往時は基礎に鉄筋が入っているなど珍しく、ブロックを基礎代わりにしているものも見受けられ、コンプライアンス(法令遵守)などという言葉がまだなかった時代です。

そして平成の時代に入り、阪神淡路大震災や姉歯問題、環境意識の高まりなどにより、日本の住宅は耐震性や省エネ性など性能面では大きく向上しました。人の長寿化に合わせるように住宅の長命化も進み、キチンとしたメンテナンスを行えば半世紀以上使用することが可能になってきています。スクラップ&ビルトからストック市場の形成、流通の環境整備が行われてきたのが平成の時代といえるでしょう。

そろそろ紙面が尽きてきたようです。

この続きは次号にて。

 

 


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2019.05.20
staff

「majority rule、minority rights」(民主主義は多数決?)

薫風爽やかな季節となっています。

皆様お変わりございませんでしょうか。

さて、今号のスマイルニュースでは札幌にある大きなマンションの管理組合で決められた決議が、たった二人の反対で覆されてしまったという興味深い最高裁の事例について、私とマンション住まいの社員の会話形式でご紹介させて頂きます。

 

  どうした。何を怒ってるの

社員 おかしいですよ。どうしてマンションの住民が総会で決めて、決議要件も整っているのに無効になるのか。

社長 あぁ、札幌のマンションで高圧一括受電方式を採用できなかったことに対して不法行為を認めた1審・2審判決を取り消した件だね。

社員 一体どういうことですかね

社長 簡単に概要を言うと、札幌市内の分譲マンション(5棟、総戸数544戸)が舞台で、各戸の専有部分の電気料金を安くする為、管理組合が電力をまとめ買いして住民に安く供給する高圧一括受電方式を採用することに決めた。

社員 ちゃんとした決議ですよね

社長 4分の3以上の決議、いわゆる特別決議だ。

ただ高圧一括受電方式を採用するには、現在、住民が北海道電力と結んでいる個別電気契約を解約する必要がある。

これは住民全員が解約しなければならない。

そこでこのマンションの管理組合は規約を変更し、電気供給規則を設定する旨の決議をした。

この規則の中に高圧一括受電方式以外の方法で電力を供給してはいけないと定めており、実質的に全住民に個別契約の解約を義務付けるものだった。

社員 ちゃんとやっていますね

社長 ところが住人のうち二人が解約をしなかった。結果、高圧一括受電方式の採用を断念せざるを得ず、特別委員会委員としてこの方式採用を進めてきた住人が「電気代が安く出来ず利益を失った」とその二人を訴えたんだ。

社員 どうしてその二人は反対したのですか。

社長 高圧一括受電方式を採用する際に工事が必要となり停電することがあるなど問題があると考えたようだ。

結果、採用されなかったことで「本来なら削減できた電気料金が削減されなかったという損害を被った」というのが原審原告(被上告人)の主張だった。

札幌地裁、札幌高裁とも、個別契約の解約を義務付けた特別決議は、区分所有法上の決議として効力を持つから、原審被告(上告人)の行為は決議に基づく義務に反し不法行為を構成すると判断していた

社員 そうですよね。みんなで決めたことには従わないと。

社長 しかし最高裁はこの決議に効力がないとし、判断を覆した。

社員 そこですよね。なんで判断が変わったのか。

社長 そもそも、規則の制定や電力供給契約の変更は何の為だった?

社員 高圧一括受電方式を採用して電気料金を安くするためで、安くなるならいいですよね。

社長 その電気料金って何の電気料金だ?

社員 決まってますよ。マンションの住民が住んでる各戸で使っている電気代ですよ。

社長 それって専有部分でしょ。

社員 そうです。

社長 何で専有部分の契約について管理組合が口出しできるんだ?

社員 そ、それは、、、。

社長 そう。最高裁は「本件決議のうち、マンション所有者等に個別契約の解約申し入れを義務付ける部分は、専有部分の使用に関する事項を決するものであって、マンション共用部分の変更またはその管理に関する事項を決するものではない」と。

従ってこの部分は区分所有法上の決議として効力を有するものといえないというんだ。

社員 せっかくみんなで決めたのに。

少数の人の意見が通ったら、これからマンションの自治はどうなるんですか。

社長 内容が問題だということだ。

これが共用部に関することだったら当然決議は有効だ。

管理組合は色々なことを決めていかなければいけないけど、個人のとこ ろまでは踏み込めない。

今後、インターネットやケーブルTV 設備などを導入しようとするマンションが増えていくだけに、合意形成の大事さを認識しなければいけない。

社員 安くなるんだから、みんな賛成するだろうと勝手に思ってはダメなんですね。コミュニケーションの大事さがよく分かりました。

 

日本では「民主主義は多数決」と言いますが、民主主義の先輩である欧米には「majority rule、minority  rights」という言葉があります。

日本の民主主義も欧米並になっているなと感じた次第です。

 


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2019.04.20
staff

新年度を迎えて

 桜も開花し暖かい陽気となっていますが、朝晩はまだ冬の寒さが感じられます。

一日の寒暖の差が大きいこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

新年度がスタートしております。

4月は入社・入学シーズンですね。

このスマイルニュースでも改めてご紹介させて頂きますが、弊社にも新卒3人(男性)と中途入社1人(女性)が加わり、フレッシュな風が吹いています。

いずれ皆様にもお会いするかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、新年度に入り、"残業削減・有給取得などの働きかた改革"や"外国人の雇用改革"などの施策が実施され、あるいは"夏の参議院選挙"、"10月には消費税アップ"なども行われる予定になっていますが、何と言っても今年度注目すべきは"今上天皇退位、新天皇即位そして改元"ではないかと思います。

日本の天皇制は世界でも例をみない万世一系の皇統であり、初代の神武天皇から数えると、今年は何と皇紀2679年となります。(西暦に660を足した数字が皇紀=2019+660=2679)

悠久の歴史を紡いできた天皇制の交代劇を、同時代で目にすることが出来ることは、長い人生でもそう何度もあることではありません。

日本人の一人としてこの格別な式典に注目したいと思います。

「平成」がいよいよ今月で終わり、来月からは「令和」が始まります。

最初の元号である「大化」から数えて248番目の元号となる「令和」は、果たしてどのような時代になるのでしょうか。

万葉集を典拠とし「時代の風が和らぐ」という意味を込めて名付けられた令和。

平成は平和であるも、災害多き時代であったが故に令和が平和で穏やかな時代であることを祈りたいと思います。

 


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2019.03.20
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ヒートショックにご注意

家の近くの紅白梅の花が散り、桜の蕾が日増しに膨らんできています。

桜の開花が待ち遠しいこの頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

先の2月23日(土)には、会社にて恒例の「お客さま感謝デー」を開催いたしました。

前回は台風の為中止となりましたが、今回はお天気にも恵まれ、お客さまはじめ地域の方々にお越しいただき、つきたてのお餅などでお楽しみ戴けたかと思います。

当日ご来場賜りました皆様には紙面を借りて御礼申し上げます。

 

さて、春が近いとはいえまだまだ寒さが続きます。

そこで今号では寒さが原因で起こる「ヒートショック」について取り上げてみたいと思います。

なんとなくお分かりでしょうが、先ずはヒートショックとは、「冬場に家の中の急激な温度変化により血圧が大きく変動し、体に負担がかかって体調不良に陥ることをいい、意識が低下するほか、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などの原因となる。」とありますが、これではどういうことか実感がわきませんね。

私なりに定義付しますと、「寒い日に家の中のリビングなどに比べて、浴室やトイレが寒い家で起こる、入浴時やトイレ使用時の転倒や失神」、もっと簡単に言いますと「寒い家の浴室やトイレで起こりがちな事故」となり、つまり『ヒートショックとは家が原因で起こる事故』なのです。

寒い家とは要は断熱・気密の悪い家であり築30年以上の家はほとんどでしょう。

またご自分の家が寒いと感じられている方も要注意です。

ヒートショック侮るなかれで、ヒートショックが原因で亡くなられたと思われる方は、何と年間約14000人と推計されています。

昨年2018年の交通事故での死亡者は約3500人ですから、いかにヒートショックが恐ろしいか分かりますよね。

交通事故には皆さん気を付けますが、ヒートショックに気をつける人はまだ少ないのではないでしょうか。

『家の中の温度差を少なくすればヒートショックは防げます。』

最近は浴室やトイレ用のコンパクトなエアコンも出てきています。

家全体の断熱・気密改修は大ごとになるので、水回り用のコンパクトエアコンの設置などは比較的手軽な予防になると思います。

 

最後にご参考として「ヒートショック予報」なるものをご紹介します。

日本気象協会と東京ガスが共同開発し、ネット上で公開しているもので、日本全国各地の7日先までのヒートショックリスクを5段階で示しているものです。

参考にして頂きリスクの高い日は浴室やトイレの温度に注意し事故防止に努めてください。

 

 


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2019.02.20
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「魅せる現場コンテスト 2018」

寒さ厳しいこの頃ですが、膨らみ始めた梅の蕾が春の予感を感じさせてくれています。

皆様、お変わりございませんでしょうか。

 

去年の3月号でもお知らせしました住宅産業塾主宰の「魅せる現場コンテスト」の18年度(直近)の審査が昨年末に行われ、一昨年末の17年度の最優秀賞に続き、「総合最優秀賞」を戴くことが出来ました。

今回の審査は抜き打ちであり、より普段の様が対象となったなか、「総合」が付いたのは単に現場のきれいさだけではなく、安全面はもちろん職人さんのマナーやお施主様、近隣の方々の評価・評判なども含まれ、塾のモットーである「現場が展示場」の実践が口先だけではなく、どの位出来ているか、そしてそこからどの位受注に繋がっているのかなど、多面的な審査に於いて総合的に高い評価が戴けたからこそなんですね。

先月の1/18に表彰式があり、今回は私も社員や職人さんともども参加し、満員の会場の壇上に車椅子ごと上げていただき、久し振りにスポットライトを浴びてきました。

大手のハウスメーカーさんのように多大な経費をかけて立派な展示場を持てない我々工務店にとって、現場は住まいづくりの最前線であり、その会社の姿勢や価値感がありのままに現れるところです。

そこを展示場としてお客さまや近隣の方々にも見て戴き、ご紹介やご依頼に繋げていきたいという思いが実現出来ていることがとても嬉しいですね。

年明け早々嬉しい賞をいただけ幸先の良いスタートが切れました。

今回の賞を一層の励みとして、本物の健康増進住宅である「空気のきれいな家」を「東京一きれいな現場」でつくり続けていきます。


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2019.01.20
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新年のご挨拶

 あらためまして新年おめでとうございます。

今年も東京は三ヶ日とも爽やかな冬晴れで、私ものんびりとお正月を過ごすことが出来ました。

アッという間に三が日も過ぎ、4日から平常通りに業務を行っております。

 さて、今年の経済を占う株式市場の大発会では昨年と一転し大幅な安値で始まり、正月気分に水をかけられたようなスタートでしたが、片や豊洲の初競りでは一本のマグロが3億3360万円で売れたとか、笑っちゃうような景気の良い話しも出ていました。

先の読めない2019年の幕開けに際し、今年の注目すべき行事を上げると

3月 イギリスのEU 脱退

4月 統一地方選、今上天皇退位

   外国人の雇用改革

5月 新天皇即位、元号改元

   十連休?

7月 参議院選挙

10月消費税8%から10%

などが上げられますが、他にもサッカーや水泳、バスケ、ラグビーなどのワールドカップも盛んで、11月にはすったもんだした新国立競技場も完成予定とのことです。

来年に迫った東京オリンピックの雰囲気が盛り上がってくるでしょうね。

 また、今年は弊社にとっても記念すべき設立50周年の年になります。

昨年のスマイルニュース5月号の本欄でもご案内しましたように、感謝のイベントを6月に予定しております。

これについては詳細が決まりましたらご案内させて頂きますので、よろしくお願いいたします。

 わが国の大きな課題である少子高齢化の流れはこの先20年は続くと云われています。

その流れのなか、IT 革命の進行が社会をどのように変えていくのか、日本経済がどのようになっていくのか注視し、会社の舵取りをしていく所存です。

 今年も皆様のお役に立てるように、またお楽しみ頂けるようにスマイルニュースに取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。      感謝

 


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2018.12.28
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己亥(つちのとい)ってどんな年

 年の瀬も近づき何かと気ぜわしいこの頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

一年前の本欄で今年の干支の戊戌(つちのえいぬ)に当たる2018年は「成熟した物事から余分なものを取り除き思い切った整理をして簡素に徹する年」と記しましたがいかがでしたでしょうか。 

私の場合を申しますと、仕事とリハビリだけのシンプルな生活そのものなので、まさに戊戌(つちのえいぬ)にふさわしい一年であったと思っています。(笑)

さて、来年の干支(えと)は己亥(つちのとい)にあたり、どのような年になるのか気になるところですね。

そこで今号では己亥年について調べてみましたのでご紹介させていただきます。

まずおさらいとして「干支」とは十二支(じゅうにし)を指しますが、本来は「十干(じっかん)」つまり甲(こう)乙(おつ)丙(へい)丁(てい)戊(ぼ)巳(き)庚(こう)辛(しん)壬(じん)癸(き) に「十二支」(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)を順番に割り振っていった「十干十二支」のことを言います。

甲子(きのえね)に始まり癸亥(みずのとい)で終わる60通りの組み合わせがあることから六十干支(ろくじっかんし)ともいい、古くから暦や時刻、方位等の表記に用いられてきたものなんですね。

本題に入ります。

「己」は繁栄したものを統制するという意味を持ち、成長した植物が整然としている様を示しています。

「亥」は生命が閉じ込められている状態、例えば芽を出す前の種子が土の中に込もっている状態であり、次の段階に向けた準備期間と言えます。

また、己は「おのれ」であり、亥は「核」でもあるので自分の核心を見出だす年とも読めます。

以上、まとめますと己亥(つちのとい)に当たる2019年は「今現在の状況を維持し、守りの姿勢に徹し、自分の核となるものを確認する年」と言えそうです。何か分かったような分からないような結論になりましたがこれにて今年度のスマイルニュースの締とさせて頂きます。

 

今年一年「スマイルニュース」におつきあいくださりありがとうございました。来年が皆様にとって「良い状態が続き次の段階に上がっていける」すばらしい年でありますように。感謝

 


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2018.11.05
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大工が減って家建たず?

 11月に入り2018年も残り少なくなって参りました。

月末頃から忘年会なども始まり、いよいよ今年もカウントダウン。

気がつけばお正月なんてことになりそうですが、皆様お元気のことと拝察いたします。

少子高齢化の影響か、新卒にせよ中途入社にせよ人材の採用難には悩まされる昨今ですが、我々家づくりに携わる者にとって更に頭の痛い問題があります。

「大工が大幅に減り、住宅の需要に対応できなくなる。」という野村総合研究所の予測です。

長期的に減少傾向にある大工人数は85年には81万人でしたが15年には35万人まで減少。

うち、約4割が60才以上であり、30年には21万人まで減少すると予測しています。

近い将来家づくりの主役である大工の減少ペースが住宅着工戸数の減少ペースを上回る見通しで、「大工がいないので家が建てられない」という時代が来るとも予測しています。

つまり、これからは今までのやり方ではなく、現場での工数の削減や熟練工の技術に頼らない建材や設備の採用といった人手不足問題に対する解決策を見いだしていかなければいけません。

棟梁と呼ばれた昔の大工は自ら監督業務も行い現場を納めていました。

監督も大工も出来る現代の棟梁が求められるところです。

 

今月から新たに事業年度(50期)が始まっております。

変化の激しい時代ですが工務店の責任と使命を一層自覚してものづくりに励んで参りますので今期もよろしくお願いいたします。

 


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