2023.01.27
staff
継手
みなさん、こんにちは。
中野区工務店 小河原建設 住宅事業部 設計の松永です。
いかがお過ごしでしょうか。
突然ですが、みなさん、鉄筋にご興味はありますか。
先日、鉄筋の勉強をしていたところ、日本で一番長い鉄筋の規格は、12mだと知りました。
12mの鉄筋、運ぶのも施工するのも大変そうですよね。
巨大な建築物、橋やダムなどで使用するのでしょうか…
住宅では、主に鉄筋は、基礎に使われています。
基礎の鉄筋を組む際、上記のように長い鉄筋を使うと、大変ですので、短い鉄筋を継いで使います。鉄筋を継ぐ箇所を「継手」と言いますが(下図参照)、この部分は、力がきちんと伝達されるよう、十分な長さを確保する必要があります。
弊社では、 40×鉄筋の直径 以上確保し、施工を行っております。
私は、以前、品質管理を行っていた時期があり、その際は、鉄筋の継手の長さもチェックをしておりました。現在は、現場担当者が確認をしております。
最近は、設計に移り、デスクワークが多いですが、現場で、学んだこと、思い出しながら、日々成長できるよう、頑張りたいと思います。