居心地
こんにちは。中野区 工務店 小河原建設 住宅事業部の松永です。
もう12月も終わりですね。本日で、年内最後のブログとなります。
突然ですが、みなさんは、どのような場所に居心地がよいと感じられますでしょうか。
場所や状況によっても様々だと思います。
例えば、カフェや電車が空いているとき、どの席をお選びになりますか。
端(壁側や窓側)の席を選ぶという方が多いのではないでしょうか。
一般的に端の席が好まれるとされており、その理由は、公益社団法人 日本心理学会によると大きく2つあるそうです。
1つ目の理由は、身を守るためには、端の方が有利であるからです。
壁が近いと外敵から身を守りやすいため、安心感が得られます。
2つ目は、混雑時などに、他者との接触を避けるためです。
このように、端に居心地のよさを覚える人は多いです。
そして、このような特性を活かし、大空間に壁を配した建築もあります。
宮晶子さんのhouse ⅰがその一つです。
(写真:miya akiko architecture atelier HPより)
一方で、一般的な住宅を考えた場合、一緒に生活するのは、家族のことが多いと思います。
そのため、外出しているときより、他者との接触を避けたいという気持ちは起こりづらいように感じます。
私は、家にいるとき、壁の近くにいたいとはあまり思いません。
一方で、自分の部屋がなかった幼い頃、家族と喧嘩をしたり、叱られたりすると隅っこにいることが多かったです。
みなさんは、お家の中でどこが居心地の良い場所でしょうか。
本年もブログをお読み頂き、ありがとうございました。
来年も小河原建設をよろしくお願いいたします。
皆様、良いお年をお迎え下さい。
2023年が皆様に取りまして、幸多き一年になりますようお祈りいたします。