2022.11.29
staff
温熱セミナー(後期)第一回を受講しました。
小河原建設 住宅事業部 佐藤です。
みなさん、2025年にすべての新築住宅、非住宅で省エネ適合が義務付けられることご存じですか?
新築の確認申請で、省エネの基準の適合が審査されることになります。
簡単にいうと建物の省エネルギーの基準の値が決められていて、その範囲にある建物かどうかチェックされるということです。
私の業務は主に申請関係を担当しているのですが、その中で長期優良住宅の申請等で外皮計算というのをよくするのですが、なかなか深いところまで理解ができていないので、理屈を理解するため、温熱カレッジというセミナーを受講させていただきました。
今回、第一回は温熱計算の基礎の基礎について学びました。
その中で、自分の中ですごく分かっていなかったものに、W(ワット)という単位がありました。
例えばエアコンのカタログを見ても、消費電力もW、能力もW(kW)で表現されています。また、ガラスやサッシの性能をみてもW/㎡K、、ここでもWが使われています。よく理解しないでもとりあえず使っていました。でも今回のセミナーでやっと理解できました。
なんとWには3つの意味があるそうです。
①発生する熱量~1秒間に何Jの熱量が発生するかを示す
②移動する熱量~1秒間に何Jの熱量が移動するのか
③消費される電力量~1秒間に何Jの電気エネルギーが消費されるのか
同じWなのに3つも意味が?!と驚きました。でもこれで何故実態がわからなかったのかわかりました。それがわかっただけで、大分自分の中で温熱計算が身近になってきました。
というところで、続きはまた次回。。。