脱 炭 素
『脱炭素』
脱炭素とは、地球温暖化の原因となる代表的な温室効果ガスである
二酸化炭素の排出量をゼロにしようという取組み。昨今、脱炭素と
聞かない日はないですよね。
日本では2050年に温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする目標を
掲げ、国や都も補助金や助成金を出し、必死で国際目標を達成しようと
している。
なぜか!?
世界では大きな理由として下記の2点が挙げられています。
・地球温暖化による気候変動
・化石燃料の資源がなくなる
その為、パリ協定(COP21)やSDG‘S、カーボンニュートラル
(排出量ゼロ)が叫ばれています。何の事やらと言う事で、
我々一般国民からしますと家庭からの排出が該当します。
日本全体としての二酸化炭素の排出量の約15%が家庭からの
排出分とのこと。 また、1世帯あたりの二酸化炭素排出量は
約4,150kg-CO2/世帯で、内訳は照明・家電製品などからが約31%、
自動車からが約26%、暖房からが約16%、給湯からが約14%と
なっているそうです。
意外と簡単にできることが多く効果が見込まれるので、
省エネが叫ばれております。
簡単にいいますと
・照明をLEDに変更する(電球から1/4削減)
・新しい家電に買い替える(10年前の冷蔵庫なら1/2削減)
・高効率の給湯器、エアコンに替える(1/3~1/4削減)
・家の性能(断熱・気密)を良くしてエネルギーロスを減らす。
※ここで工務店の出番!!
・エネルギーを創る、貯める(エネファーム、太陽光発電、蓄電池)
・燃費の良い車に替える(ハイブリット、電気、水素等)
などなど、お金はかかりますが。
日々の家庭からの排出を減らすと日本、世界が良いことになります。
次世代、次々世代に持続可能な世界を引き継ぐ責任が現世代の
私たちにはあります。
そもそもの家の性能を上げ、自然の力を利用して、省エネを図る
手法があります。
それはパッシブデザインの手法です。次回、お楽しみに。