2017.10.22
staff
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
激しく降っています・・・言うまでもないですが・・・選挙に行かないと・・・明日までは辛抱の天気です、災害・事故など何事も起こらなければよいのですが・・・
先週、予告をしてしまったので本題に参りましょう。千葉県編の第3段、珍しいお堂といくつかの国指定重要文化財建造物があるところ・・・ありました。
市川市の中山法華経寺です。日蓮宗の大本山、中山競馬場の南西1㎞に位置している名刹です。4棟の国指定重要文化財建造物があります。
その中でまずらしいお堂が「祖師堂」になります。お祖師様=日蓮上人をお祀りしているお堂で他の宗派でいうと本堂にあたる建物になります。よって法華経寺の国指定重要文化財建造物のなかで一番大きい建物となります。まずはこの姿をご覧下さい。
いかがでしょうか?どこにもない形「比翼入母屋造り」と言います。屋根が並んでくっついています。雨の処理が心配になる屋根です。
江戸時代中期延宝6年(1678)建立の建物になります。この屋根の形、以前は違っていました、解体修理をした際に創建当時の屋根の形=比翼入母屋造りになりました。それでは修理前の屋根をご覧ください。
いかがでしょうか?どちらがいいのか迷いますが、その話は次回に・・・・
それでは今日はこの辺で失礼します。よい日曜日をお過ごしください。