2017.07.23
staff
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
曇り空の日曜日・・・今日はこの様な天気なのでしょうか・・・
昨日はお客様感謝デーを行いました。暑い中お越しいただきましてありがとうございます。本当に暑かったです・・・今日はちょっとバテ気味なのでゆっくりと過ごすとしましょう。
時間のあるのでいつもの本題と参りましょう。
いよいよ今回にて埼玉県編は終わりとなります。たぶん・・・
紹介する建物は川島町にあります「広徳寺大御堂(こうとくじおおみどう)」となります。大御堂といっても3間×3間の前回紹介した福徳寺阿弥陀堂に似たこじんまりとしたお堂です。この大御堂時代は福徳寺阿弥陀堂の鎌倉時代よりは新しく室町時代後期(1467~1572)150年くらい新しい建物になります。茅葺屋根の素朴な関東地方らしいお堂です。
写真を見てわかる通り(わかる方はわかるのですが、わからなくても気にしないでください)このお堂は鎌倉時代にできた建築様式の禅宗様の意匠が所々に見られます。良く分かるのが扉の形かと、「桟唐戸」という扉で禅宗様の特徴のひとつです、前回の福徳寺阿弥陀堂は蔀戸(しとみど)という格子の扉で和様の意匠になります。このように様式を知りながら古建築を見るのも楽しいものなのですが、ここまで詳しくなることもないのかなとも・・・知りたい方はいつでもお答え致します。
次回からは千葉県に移っての古建築巡りを・・・あっ神奈川県まだでしたね、どちらにしましょうか・・・
ということで、今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。