2017.05.14
staff
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
今朝は曇天の空、肌寒さも感じます。昨日はよく振りました、空気は適度な湿り気があり、天気は晴れやかではありませんが、心地良い感じがします。
さて、本題に参りましょう。先週の続きということで、埼玉県の群馬県堺にある神川町にある金鑚神社(かなさなじんじゃ)の多宝塔の話を・・・
この「多宝塔」という様式の塔は関東には珍しく、国指定重要文化財建造物の多宝塔はたしか3棟しかないかと・・・その一つがこの金鑚神社多宝塔です。この特徴は何といっても建物の中ほどにある曲線の立ち上がりがある平面円形な部分(亀腹といいます。)そこなのです!下部の四角い平面が中ほどで円形になり、また屋根で四角くなるという不思議な建物なのです。
平面が円形の建物というのは日本建築には少ないのです。円堂と呼ばれているお堂も実際は八角形や六角形なのです。よく見れば見るほど不思議な建物が多宝塔となのです。なぜそうなったかは次回に・・・・・・
ということでこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。