日曜の朝に
おはようございます。
東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部設計担当の高橋です。
今日は「建国記念の日」ということで、休日です。
自分も休日の火曜日ということで、一昨日の「日曜の朝に」とかその前の「日曜の朝に」も手を抜かせていただきましたので・・・
あと、まだ建築の話を今月は出来ていないので・・・
ということで休日にて担当者がいない本日「日曜の朝に」やらせていただきます。
先月1/13にしました敷地の話の続きのようなことを・・・
角地に立つ敷地でした・・・4方向から斜線制限が影響する敷地です。
その角地ですが当然角地道路斜線が2方向の道路からかかってきます。
そのために建ぺい率の角地緩和というものがあるのですが・・・
その前に建ぺい率?容積率?の説明を・・・まずはこちらを
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2025.2.11建ぺい率とは?容積率とは?
敷地には建ぺい率50%容積率100%というような数字があります。
これはこの敷地に建築できる規模の制限を示しています。
この制限があるので住宅街の中には高層ビルが建っていないということになるです。
この数字、建築業界の人は、ほとんど知っていることなのですが、意外と全国民的には知られていないのでは?と感じます。
この上の図を見ながら、建ぺい率50%容積率100%という仮定した数字を見ると、
敷地に対して50%その倍100%が容積率ということは50%を重ねると総2階建て100%となるわけ←そう高い建物はできないことがわかるかと・・・
そこで角地緩和の話ですがこの建ぺい率50%容積率100%が、角地緩和で建ぺい率60%(+10%)容積率100%となるわけです。
ん!容積率は変わらないということは1階60%2階40%のようになることに・・・
これは道路斜線の影響を受ける敷地なので、道路際に建築物を建てると2階の道路際は低い天井高さになってしまします。
それを避けると2階は狭くなる、そこで代わり1階を広くできるようにしてあげましょうということなのです。
「緩和」とありますが決して有利になると言うわけではありませんので、その点はお気を付けください。
ということで今日はこの辺で失礼いたします。
よい休日をお過ごしください。