賃貸ビル・マンション建築・修繕 小河原建設の非木造事業
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2024.09.01
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日曜の朝に

おはようございます。東京中野区の工務店:小河原建設住宅事業部設計担当の高橋です。

今日は休日の日曜日・・・午前中にお届けします。今日は休日担当ではなく、台風などの影響もあり打合せの予定もないということで休日の「日曜の朝に」と・・・

今日から9月になりました。

9月1日は防災の日、台風も来ています、地震も最近不穏な感じ・・・いつになく防災意識が高まってるような気がします。

まずは身の回りの防災の確認を

休日ということなので、8月11日の続きの話と参りましょう。

旗竿状敷地の話を・・・

2023.9.1旗竿状敷地の話その2

旗竿状敷地:メリットデメリットそれぞれあります。

こちらはネット検索をすると各コメント:同じようなことが出てきます。

ここではそこではあまり目にしないことに触れてみたいと・・・

旗竿状敷地は路地部分には建築することは難しいです、ただし敷地面積には含まれいるので建ぺい率・容積率には関係します。

奥の建築可能なところに建築面積、延べ床面積が配置されることになるので、隣地境界線との離隔が少なくなります。

また、容積率を効率よく、となると3階建ても考えられます。

3階建てとなると道路から見えるところに火災時消防活動で建物に進入するため人が通れる大きさの窓が必要となります。

旗竿地で言うと接道している路地部分の突当り建物部分の3階にその窓がないといけません。

それが不可能な場合も結構あるのです。

高度斜線の影響で3階が出来ないところが路地側敷地境界線に掛かる場合など、

また3階建ての1階となると採光が十分に取れないことになるので、リビングや寝室となる居室は建築基準法において、間取り出来ない場合がかなりの割合で発生します。

ただし設計をしている立場から見ますと路地状敷地=旗竿状敷地は個性かと思います。

その個性を生かすも殺すも設計なのでは・・・

そのためそこにお住まいになる施主様にはそこで何をしたいのか?どのように暮らしたいのか?をしっかり考えていただき、

その情報をもとに設計を進めていくことではないかと・・・

と言うことで今日はこの辺で失礼いたします。

よい日曜日をお過ごしください。

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