賃貸ビル・マンション建築・修繕 小河原建設の非木造事業
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2023.07.17
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日曜の朝に

おはようございます。東京中野区の工務店:小河原建設住宅事業部設計担当の高橋です。

今日は日曜日の翌日、月曜日の登場です。

今日は「海の日」ということで祝日、自分も休みなので・・・

昨日は休日担当ということで打合せもありまして、仕事の日曜日、その晩に簡単にということでも良かったのですが・・・

翌日の今日にして、少しはましな話をしないと・・・ということで・・・

今日は斜面の話を

斜面とか崖と言うともっと郊外の丘陵地帯のイメージですが、この中野区周辺にも隣地と高さが違う場所はたくさんあります。

神田川・善福寺川・桃園川・妙正寺川などが造った河岸段丘に斜面地があります。

この辺りでは戦前より造成が行われ古くより建物が建っています。

その敷地には宅地造成時につくられた擁壁(ようへき)があります。

その斜面をこの建築業界では「法面(のりめん)」と呼びます。

この建築業界では内法(うちのり)など法を「のり」と呼びます。いわゆる「のりピー」の法ということで(わかる人ある程度の年齢の方かと・・・)

まずはこの図を

法面(のりめん)の話

このように斜面地につくられた敷地は、斜面を切土してその土を前面に盛土をして平らな敷地をつくりだします。

そこで注意したいのが法面に部分となります。法面が弱いと地滑りなどが発生し大変なことになります。擁壁が大丈夫なのか?ということが重要となります。

古い擁壁だとその安全性を確かめることがとても困難!

建て替えでその擁壁に建物の荷重がかからないようにするか、新規に作り直すかなのですが隣の家もあるので擁壁を新規に作るのは非常に難しいと結構大変なのです。

敷地の周辺状況は住まいづくりには大事なことなのです。

今日はその斜面地=法面の話をしてみました。いかがでしたか?

と言うことで今日はこの辺で失礼いたします。よい「海の日」をお過ごしください。

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