2016.02.07
staff
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
日曜日がやってまいりました、2月に入り暦の上では春、突入です。今日は晴天の日曜日になるのでしょうか。
本日は余裕がありますので、先週に引き続き「江戸城の話」をひとつ・・・・
お城のシンボル天守の話を終え城内にある建物のことに話は移ります。
天守以外のお城の建物は?・・・・といいますと御殿・門・櫓などがあります。
まずは櫓の話を
現在、江戸城の櫓は3基現存しています。有名な二重橋の奥にある伏見櫓、後は富士見櫓と桜田巽櫓があります。
その中で今日は富士見櫓の話をします。
上の写真を見ても分かる通り、屋根が3つに重なっている3階建ての高層建築なのです。実際天守なき後の江戸城で天守の代用とされていたとも・・・
現在の富士見櫓は万治2年(1657年)に再建された櫓です。
ちなみに天守は明暦3年(1657年)に焼失していて、まずは簡単な方を建築しようかと、いった感じで建てたのでしょうか・・・
この富士見櫓、石垣に高さが約14.5m建物の高さ約15.5mあります。
この規模は弘前城天守や宇和島城天守・丸亀城天守と同じ大きさがあり大したものなのです。
そんな建物がこの東京・江戸城跡にあったこと知っていました?
この富士見櫓は目につきにくいところにありしかも皇居内にあるので国指定の重要文化財になっていないので目立たないのかもしれません。
ただし近くに行ってみることはできます。是非注目してください。
ということで、今日はこの辺で失礼いたします。
よい日曜日をお過ごしください。