2023.04.30
staff
日曜の朝に
おはようございます。東京中野区の工務店:小河原建設 住宅事業部 設計担当の高橋です。
今日は休日の日曜日です。ゴールデンウイークということで4/29・30の土日は休業日ということで久しぶりの連休!
明日・明後日は営業でありますが、またゴールデンウイーク後半は連休と・・・
次回の「日曜の朝に」は連休最終日のお届けになるかと・・・
その本日の日曜日の登場は午後の登場と・・・ちょっと遅いですがご容赦ください。
今日は何を話題にしようかな・・・
この前「梁」の話をしました、その続きということで・・・
今日は「長押」について・・・建築の漢字「長押」=「なげし」と読みます。「ながおし」ではありません。
主に和室にある部材名称です。
よく鴨居(かもい)と間違える人もいるかと・・・違いはこちらなのです。
あとこの「長押」、この部材がなぜ「なげし」と言うようになったのか?ということに疑問を感じていました・・・
どうもこのようなことらしいのです・・・
※色々な説があるようなので、その一つとして、左の説明、ご承知願います。
この長押は古建築では、奈良時代のころ社寺建築では構造材でもありました・・・
柱を外側から押し込むように柱を固めていた構造材なのですが、今の和室にある長押はただの装飾=飾りなのです。
ただし、この長押は格式が高くなればなるほど和室にはなくてはならない部材なのです。
だから長押のある和室は鴨居だけの和室より格は高いと言えるのです。
このようなことを知ったうえで「長押」注目してみてください。
建築は奥深いですよ・・・
また読みにく漢字もたくさんあるのです。
ということで今日はこの辺で失礼いたします。残りよい日曜日をお過ごしください。