2016.01.17
staff
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
今朝も日差しが部屋に入ってきます。薄雲がかかっていますが晴れの日曜日となるのでしょうか。
自分に体調は徐々にはよくなっているようですが、まだ喉の調子が良くありません。
なかなか風邪が抜けていきませんなぁ〜
今日も本題に入ります、江戸城の話をひとつ・・・・
三つの江戸城天守をひとつづつ説明しましたが、天守の形式
は2つに分けることができます。
家康の慶長度天守は望楼型天守。
秀忠の元和度・家光の寛永度は層塔型天守。
と言うように分類出来ます。
望楼型とは下層部の入母屋屋根の建物に上に望楼を載せたような形状です。
初期の望楼型は下部と上部の平面的な大きさが違い、いかにも、望楼が乗っている形になっているので分かりやすいです。(国宝犬山城天守など)
後期型は上部が平面的に大きくなってきたので層塔型と区別がつきにくくなってきます。
見分けるのには1・2階が同じ大きさの平面になっているのが見分け方といえます。(国宝姫路城など)
もうひとつの層塔型は時代的に新しい形式になります。
また建築史上でいうと、最後の天守形式といえます。
特徴は各階ごと、上に行くに従い床面積が小さくなっていくことです。
思っていたより長くなりそうです、今日はこの辺で、続きはまた次回に・・・
ということで、失礼いたします。
よい日曜日をお過ごしください。