2015.11.22
staff
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
今日も曇り空の日曜日となりました。
寒い一日になるのでしょうか?
暖かい日と寒い日の繰り返し、私も先週は喉風邪を引き熱が出てりで、体調不良の1週間でした。
今もまだのどの調子が良くないです。
今日も時間的に余裕があるので、先週に引き続き江戸城の話をひとつ・・・・
先週、他の城と全く違う規模、大きい天守台石垣であるとの話をしました。
ということはその上に建つ天守は?
もちろん他の城より大きな規模天守となります。
現在、江戸城に天守がないことは皆さんもご存知ですが、250年の江戸世に天守が存在したのは、たった初めの50年だけなのです。江戸の人もほとんど知らないのです。
家康・秀忠・家光の3代の時、江戸幕府の権威を世に知らしめる必要のある時にそれぞれの将軍が、3回建てているのです。
50年の間に3回巨大建築物を建てているのも驚きです。
その江戸城天守の規模どのくらいであるか、他の城と比べてみましょう。
まず写真の一番右側が江戸城天守寛永度で最後の天守の大きさです。
一番左側は豊臣秀吉が建てた大坂城およそ30mあったとされています。
その右が世界遺産でもある日本が誇る名城 姫路城31.5m。
その右は名古屋城天守です。
その天守よりも高い44.8mある天守が江戸城なのです。
いかがですか。
技術的にも豊臣時代から徳川時代にかけて技術の進歩もあり、徳川時代にはより高い天守が建築できるようになってきました。
この写真右の向かって時代が新しく、建物の形状も変わってきているのがわかるでしょうか?
次回はそのあたりの話をしていきましょうか・・・
ということで今日はこの辺で失礼いたします。
よい日曜日をお過ごしください。