2017.03.14
yoshihiko
家のつくりは省エネを旨とすべし
皆様いかがお過ごしでしょうか。
前号では鎌倉時代の昔から「家のつくりは夏を旨とすべし」と夏は良いが冬は寒い家づくりを長い間続けてきたのが、平成12年の「住宅の性能表示制度」によってようやく家の断熱性や気密性に注意が払われるようになった、ということをお話しました。
―魔法瓶のような家づくり―
制度施行以降の家づくりは夏が涼しいだけではなく、冬も温かくするために隙間風が入らないよう気密性を高めて断熱材ですっぽりと覆った、保温効果の高い言わば魔法瓶のような家づくりに変わってきているということです。
去年のスマイルニュース 号の「省エネの潮流」でも記しましたようにそこにCO 2削減という喫緊の環境問題も加わり、断熱性と気密性を高めた「省エネという潮流」は家づくりに於て亜流でも支流でもない本流となってきています。
―省エネ住宅は健康住宅―
また新築、リフォーム問わず住宅の高断熱化・高気密化は家の中の各部屋の温度差を少なくするので冬場のヒートショックによる心臓マヒ等の疾患を防ぎ、高齢者が安心して暮らせる健康住宅にも繋がります。
次回は求められる取り組みについてお話いたします。
お楽しみに!
小河原建設のイベント情報はこちら
https://www.ogawara.co.jp/event/