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2024.07.11
yoshihiko

2408「住宅ローンセミナー」開催 します

夏も盛りとなり厳しい暑さが続いています。全国各地で35度を超える猛暑日となり、ところによっては40度を超え観測史上最高となっているとか。
まさに「災害のような暑さ」です。
そのような中、拙宅では心配していた事態が起きてしまいました。 なんと1階のエアコンの故障です。私がベッドを置いて寝ているところの、1階に1台しかないエアコンです。
10年以上使っているもので、 スイッチを入れると水漏れがして付近がビショビショになってしまいます。そろそろ 寿命でもあるようなので、思い切って修理ではなく 取り替えを依頼していますが、エアコン屋さんも忙しいのでしょう、納期が何日もかかるようです。やむなく2階のエアコンをつけっぱなしにして、冷気を1階に落とすようにして凌いでいますが 、新品が来る日を首を長くして待っています。(笑)

さて、ご存知の方も多いと思いますが、先月末に日銀は政策金利を0~0.1%程度から0.25%程度に引き上げることを決めました。これまで長く続いた金利がない社会から、金利が付く社会への移行の始まりです 。
日銀云わく「日本経済は順調に推移しているが、円安により物価上昇が上振れするリスクがあり、2%の物価目標の持続的、安定的な実現に向け、金融緩和の度合いを調整することが適切であると判断した」とのことです。
今後の利上げにも含みを持たせていたので、さらなる利上げも考えられますね。

このような中、アメリカ経済は7月の雇用統計が市場予想を下回るなど景気悪化への懸念が出始め、利下げの憶測も加わり、日経平均株価は過去最高の下落幅の4,451円を記録しました。
こうした状況で気になるのはやはり住宅ローンの金利動向です。
ネットでも大きく騒がれていたように、家づくり を検討している人や既に購入してローン返済を行っている人は、今後どれだけ上がるのかと気を揉まれていることと思います。
特にこれから住宅取得を検討している人は、固定か変動かの選択や、そもそも今、住宅を購入するのがいいのかなど悩ましいですね。

そこで 弊社では 住宅ローンの専門家をお呼びして、1階 ショールームにて資金計画 セミナーを行うことといたしました。ご興味のある方は 奮ってご参加ください。

一方、返済中の方はほとんどが変動金利を選択されていると思います。
変動金利には、5年ルールというのがあって、一部のネット銀行を除いてはどんなに金利が上昇しても5年間は返済額が変わりません。
5年間返済額は変わりませんが、内部で元本と金利の調整を行っており、5年経過後に1.25倍を上限として返済額が上がることになります。
今年借りたばかりの人は、5年間猶予期間があるということですね。

ただ、金利が上昇すると言っても、変動も固定もまだまだ低金利です。
比較的余裕のある方は変動金利を選択し、随時繰り上げ返済を行う方法が得策です。
5年毎に返済額が1.25倍ずつ上昇することが怖い方は、2%程度の固定金利を選択すべきだと思います。
どちらにも言えることは、今後はインフレが継続するという前提です。
また、金利のある時代に戻ったということは、預金にも金利が付くということです。
全体の試算では、住宅ローンの金利が上がっても、金融資産に金利がつくことで、差し引きはプラスになるというデータもあるようです。

漠然と金利が上がることの恐怖よりも、専門家の話を聞いてライフプランを見直し、備えることが安心につながります。

最後になりましたが、先月の22日(土)には恒例の夏のお客さま感謝デイを開催いたしました。私は晴れ男を自負しておりますが、今回もお天気に恵まれ大勢の方に来ていただき嬉しい限りです。暑いなかお越しくださったお客さまには誌面をお借りしてお礼申し上げます。

どなたも感じていらっしゃると思いますが、最近は夏が年々暑くなってきており
昔の暑さとは違う、危険な暑さとなっていますので、皆様、体調管理には十分に注意してお過ごしください。

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