飼育と環境
熱帯魚の飼育
この写真は、現在私が飼育している熱帯魚です。
この魚の名前は、アルタム・エンゼルと言い、生息地はアマゾン川の支流のネグロ川、その支流のイサナ川で採取されました。
アマゾン川は南米ブラジルとその周辺国の熱帯雨林を流れる世界最大規模の河川で、このネグロ川に生息地する熱帯魚は飼育がとても難しく、この種は繁殖までの例が報告されておりません。
私もこの熱帯魚を飼育し、試行錯誤を重ねて5~6年たちますが、ようやくこの魚の最適な環境を見つけ出す事が出来てきたように思ってます。(まだ断言はできません)
この魚の生息地、アマゾン川の支流ネグロ川、また支流にあたるイサナ川の水質は、ブラックウォーターと呼ばれるコーヒーのように茶色く透き通った水で、TDS(水に溶け込んだ不純物)という数値が0でPH(酸性とアルカリ性の指数)が4.3と酸性を示すとされる特殊な水質なのです。
水質とは一概にTDSやPHなどの数値では測れない難しい物なのです。
RO水(純水)はTDSが0となるのですが、TDSが0の純水では魚は生きていけません。
では最良の飼育水を作るためには、純水に何を足すのか?この辺が不明なところで、面白いところです。
ちなみに水道水はおおむねTDS100、PH8.0程度なので水道水ではこの魚を元気に飼育することができません。
難しい話はここまでとして、たくさんの種類の魚がいる水槽はとても綺麗で魅了されますが、たくさんの種類が同じ水槽の水で元気に育ち泳ぐにはコツがいります。
水槽に入れるそれぞれの魚の種類の生息環境を知り、それぞれの生息環境が当てはまる飼育水を再現することで、素晴らしい水槽になります。
よく順応させればよいという人もいるのですが、それは順応ではなく、耐えているだけなのです。いずれ弱っていなくなります。
それぞれの種の美しさや性質を同じ水で最大限に引き出すにはどうしたらよいのか?
考えてみるのも面白いものです。
熱帯魚の話のつづきに興味のある方は、菊田まで。
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