2020.06.02
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火星の地殻は地球.月の混合型
こんにちは、住宅事業部の滝澤です。
火星の表面を覆う「地殻」には、地球と月をミックスしたような特徴が
あるとみられる、米航空宇宙局「NASA]の探査機による初の地震観測
でわかってきました。
火星で地震を観測しているのは、探査機「インサィト」。
高精度の地震計や、火星内部の熱の流れを探る計測器などを搭載
している。2018年11月に火星に着陸、翌12月に地震計を設置しました。
地殻、マントル、核などの内部構造を探るのが狙です。
インサイトは、これまでに、地震の揺れを300回以上観測しました。
このうち、約30回以上は、マグニチュ-ド3から4のやや大きい
地震でした。地球の地震は、数秒ですが、火星は、1分程度で長く
地殻の割れ目とみられる。
こうした特徴から、火星の地殻は、地球と月をミックスした
ような構造で、わずかながら月に近いと考えられます。
火星は、約40億年前に誕生した「岩石惑星」主に岩石や金属
でできた惑星。
火星は、40億年前は、地球と似たような惑星だったと考えられる。
いまは、地球のようなプレ-ト岩板の運動もなく、死んだように
なっている。
なぜ地球と違う姿になったのか、インサイトに火星内部を
探る本格探査は、約1年弱の予定です。
今後に期待したいです。また、火星の内部構造の解明も
期待したいです。