2020.04.24
staff
映画と重なる「感染」
こんにちは、住宅事業部の滝澤です。
2011年公開された映画「コンテイジョン」感染ですが、
映画の内容は、食料品店のレジ係がフェ-スガ-ドで顔を覆い、
人々は、ドアノブやエレベ-タ-のボタンも手で触れないよう気をつける。
女性の咳き込む音が響くシ-ンで始まる。
香港で発生した病原体が急速に世界に広がったという設定で、恐怖
がまんえんする過程を描いた。
人気俳優が犠牲者や遺族、収拾にあたる行政関係者や研究者が登場
する。クラスタ-「集団感染」の分析。濃厚接触者の特定。医療機関の
奮闘。スパ-での買占め。行政内での予算を巡る小競り合い。恐怖を
あおる過激なブロ-カ-。世界が直面する現象と驚くほど重なる。
ウイルスに効果があるとの根拠で薬を求め、冷静さを失った群衆が
薬局に押し寄せる。開発されたワクチンを巡り、奪い合いを繰り広げる
人間の強欲さも描いたいる。
表現で過去を変えることはできないが、未来は変えられる。
未来を変えるのは、今を生きる我々一人一人のはずだ。
リスクを避ける行動を取る勇気や、冷静さ、他人への思いやりの大切さを、
改めて見つめ直したい。