2024.08.05
staff
本を忘れず、末を乱さずー反始慎終ー
毎週月曜日の朝のセミナー。
今日は『反始慎終』がテーマでした。
今日の講話者の方はサラリーマン時代右も左もわからない部署に配属され何をすればいいかもわからなかった時、先輩が定時を過ぎてから終電近くまで講話者の方のために仕事のことを一から教えてくれただけでなく、その後食事とタクシー代まで払ってくれていたそうです。
不思議に思い「なぜこんなに親身になってくれるのですか?」と尋ねたそう
「俺も最初はお前と同じように何もできなかった。でも先輩達が同じように自分に指導してくれたんだ。だから俺も先輩達がしてくれたようにお前に指導しているんだ。」
先輩から頂いた恩という”本”を忘れることなく、今度は自分が送る側にまわる。
私はこの話を聞き今までの人生を振り返り自分が受けた恩を思い返しました。
上下関係や立場の違いなどで相手が払って当たり前、上司は部下に教えることも仕事なのだと傲慢な考え方をし、送って頂いた恩を恩とも思っていなかった自分を反省しました。
恩をいただけることに感謝し、これからは頂いた恩をしっかりと送ることができるよう努めてまいります。
住宅事業部 小河原