2022.12.05
staff
「アーツ&クラフト展」
皆様、こんにちは。
師走の入りあっという間に今年も残り少なくなってきました。
月が変わった途端に寒さも本格的になってきました。風邪等ひかないようにくれぐれもご注意ください。
先日といいましてもだいぶ前ですが、府中市美術館で開催されている「アーツ&クラフツとデザイン ウィリアムモリスからフランクロイドライトまで」を観賞してきました。
19世紀の英国で興ったアーツ&クラフツ運動の中心となったモリスの作品をはじめ、やがてアメリカまで広がったその活動の作品が多数展示されていました。
モリスらは産業革命による大量消費される粗悪品を嫌い、職人の手仕事で良質のものをすべての人々の暮らしにと考えました。
「いちご泥棒」に代表される壁紙や布、そしてブックカバー等、人々の生活の中で生かされるデザインはシンプルでありながら手織の温かさと精巧さを感じました。
「すべての人々の暮らしに美を」という目的は私たち建築業に携わる者も引き継いでいかなくてはいけないですね。
総務 takky