2022.09.09
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お月見
小河原建設 住宅事業部 山本です
9月10日の中秋の名月は、昨年に続いて2年連続の満月になるそうです。
中秋の名月=満月だと思われがちですが、実は必ずしも一致するとは限りません。
月の満ち欠けによって見える満月は、月や地球、太陽の位置関係によって見える日が異なってきます。
新月から満月までにかかる日数は、およそ14日間~16日間と大きく変化するためです。
来年も中秋の名月と満月の日付は同じのようですが、再来年以降は中秋の名月が
1日か2日早くなりますので、次に満月と日付が一致するのは2030年になります。
お月見には十五夜だけでなく、『十三夜』があります。この二つを合わせて、
『二夜の月』と呼び、十五夜の月を見たら、十三夜の月も同じ場所で見ると
縁起がよいとされています。 十三夜は新月から数えて13日目の月を指し、
満月よりも少し欠けた月となります。完璧ではない未完成ゆえの月の美しさが
日本人の美意識に響いたことも、この時期に十三夜ができた理由ではないかといわれています。
季節の歩みを感じながら、ふと夜空を見上げてみるのもよいかもしれないですね。