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2020.09.16
yoshihiko

遮熱と断熱の違いって(後編)

9月に入っても残暑厳しい日々が続いております。

長きに亘った安倍政権も終焉を迎え、新政権がスタートしました。

新政権には、まず来年の東京オリンピック開催決定、という幸先の良いスタートを切って欲しいものです。

さて、今号のスマイルニュースでは遮熱について、家づくりの段階に応じて、具体的な事例を上げながらご紹介していきたいと思います。

まず、家の設計段階で考慮しておくべきものでは

  1. 南面した窓の上に庇を付ける窓や外壁の保護にもなりまた外観のデザインともなります。断熱材との絡みを十分に検討した上で設置すれば、家が熱くなるのを抑えてくれます。南面以外の窓にはガラスにフィルム等が張られた遮熱効果の高いサッシを取付ければ効果的です。(南面の窓では冬場の採暖が取れなくなるので注意です。)
  2. 次からは建物が完成後や既存住宅でも出来るものです。
  3. ③遮熱性の高いアルミサッシを選ぶ
  4. ②屋根や外壁の中に遮熱シートを設置
  5. 南向きでないと効果はありませんが、出寸法により日射を夏は遮断、冬は取り込むことが出来ます。
  6. 窓ガラスの内部か外部に遮熱材設置④窓に遮熱フィルム等を張る⑤屋根や外壁に遮熱塗料を塗る以上、主なものを5つ程上げました。前述のような遮熱を考えた住宅であれば、暑い夏を省エネで涼しく過ごすことが出来ますので、参考になさってください。
  7. 昨今建てられている新築住宅は高断熱化が進み、冬は小さなエアコンでも暖かく住めるようになってきていますが、夏の場合は高断熱であっても、遮熱のことを何も考えていないと家の中は暑くなり、冷房も省エネでは済まなくなります。
  8. 遮熱塗料は屋根や外壁の温度上昇を抑えるので、夏場は良いのですが冬場は暖かさを取込みにくくなりますが、猛暑の夏の遮熱のメリットの方が大きいですね。
  9. 朝日や西日が当たる窓に張ると効果的ですが、フィルムによっては部屋の中が暗くなったりします。また網入りガラスに張るとガラスが熱割れを起こすので注意が必要です。
  10. この場合の遮熱効果は、ガラス自体には遮熱効果がないので、何もしないと0%つまり効果なし、窓の内側に付けるカーテン等は40%位の削減、外部の簾や外付ブラインドで80%位の削減です。よって窓の遮熱は外部の方が大きな効果があります。

 


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