新型コロナウイルスの影響[4]

5月25日に 緊急事態宣言が解除され、日本の社会・経済も段階的に日常生活を取り戻しつつありますが、コロナウイルスが消え去った訳ではありません。

この先、依然としてこの国を覆っているコロナ雲が、霧散して青空が広がってくれるのか、或いはまた厚い雲に覆われていくのか、まだまだ見透しすることは出来ません。

今回のコロナ禍の世界的流行により、社会・経済は甚大な打撃を受けました。

その影響は大きく、コロナ禍が終息しても、社会は以前のようには戻らないだろうと言われています。

何が、どの様に変わるのでしょうか。

 

二つの大きな変化が予想されています。

一つは、感染の恐怖や政府による外出自粛要請による「社会のデジタル化の進展」です。

三密を避ける為に例えば、個人の行動では買い物→Eコマース・ネット販売、仕事→テレワーク、医療→オンライン受診、企業ではリモートワークの推進、AI・ロボット・ドローン等の活用が各所で進められています。

二つ目は「生活や価値観の変化」です。

今回のコロナ禍の規模と広がりを踏まえると、過去の同じような災禍、例えば昭和の敗戦、バブル崩壊、東日本大震災の後がそうであったように、人々の価値観や生活に大きな変化が生じる可能性が高いと思われます。

具体例を上げると、緊急避難的に行ったオンライン会議やテレワークが、「使える」ことが分かり、多くの企業に普及しています。

このことは、「仕事は会社でするもの」というこれまでの価値観から「仕事は在宅や家の近くのサテライトオフィスなどでする」という価値観への転換であり、人々の生活を都心から郊外へと促していくものとなるでしょう。

それは消費や労働のイエナカ化の進行であり「住まい」の価値を高め、オフィスは机をならべて業務する場所から、社員を結び付けコミュニティや企業風土の形成を促す場として再定義されます。

そろそろ紙面が尽きて参りました。

最後にこれまで本欄でもご案内してきました弊社の緊急事態宣言下での「お客様への対処方針」も宣言解除と共に廃止し、現在は通常営業に戻しております。

お客様に安心してご来店戴けますよう、三密を避け、マスクの着用、手指の消毒等の感染予防策は引き続き続けております。

緊急事態宣言期間中は皆様にご迷惑をおかけしたことをここで紙面をお借りしてお詫び申し上げます。