賃貸ビル・マンション建築・修繕 小河原建設の非木造事業
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2018.10.05
yoshihiko

レジリエンス住宅の普及へ

朝晩は秋の気配が感じられますが日中はまだまだ残暑厳しいこの頃です。皆様お元気のことと拝察いたします。

―自然災害大国日本―

まだ9月ですが、3ヶ月を残して今年起きた自然災害をざっと振り返ってみるに、草津白根山の噴火から始まり、北陸の豪雪、島根県西部地震、大阪北部地震、西日本豪雨、観測史上初めての逆走台風、災害といえる夏の猛暑、次々とやってくる台風の襲来、そしてつい先日の北海道地震と枚挙にいとまがありません。

―高まる災害リスク―

記録を塗り替える大雨や河川の氾濫、土砂崩れ、台風が逆走するなど今まであり得なかったことが現実のものとなっています。

地球規模の気候変動による異常気象の影響なのかこれ迄の知見が通用しなくなっており、日本中で自然災害のリスクが高まっているように思われます。

何十年も大きな災害を経験していない東京圏に住む我々にとってももはや他人事ではなく可能な限りの備えをしておくということが肝要になってきています。

―レジリエンス住宅の再考―

ちょうど2年前の本欄で「レジリエンス住宅」とその「チェックリスト」というものを御紹介しました。レジリエンスとは抵抗力、復元力という意味であり、チェックリストにより住宅や敷地が自然災害に対して備えるべきレジリエンスを数値化して相対評価し、住まいの災害リスクに対してどのような備えが必要か住まい手に理解してもらう為のものです。

―チェックリストの活用―

2年が経過しチェックリストは1部改定されていますが、平常時、災害発生時、災害後の三段階毎に簡単な質問文で構成された42の設問からなっており、ネット上から自由にダウンロードできます。(CASBEE ―レジリエンス住宅チェックリストで検索)20分もあれば出来てしまうものですので大切な御自宅を自然災害から守る為の意識付けとして再度試され、御自宅のレジリエンス度を把握して備えをして頂ければと思います。

 

 


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