賃貸ビル・マンション建築・修繕 小河原建設の非木造事業
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2011.04.22
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「耐震構造」なら大丈夫?

当社の本棚もっとびっしり詰めると安心かも

ある新聞のコラムで人気の街,吉祥寺の一軒家を英国中高年の減築(サイズダウン)にならって「終のリフォーム」を成した年配の人の話を読みました。

15坪の古家の耐震は簡単な補強のみ、間柱の多い小さな箱形住宅を壁で区切り、間取りを整理することで、先の地震でコップ一つ落下しなかったそう。

へえ〜、と思いました。

そういえば、我が家ではあの地震の時は食器棚から何枚もお皿が飛び出してしまい、余震のたびにわたしは本箱や食器棚を押えているなあ〜。

オフィス設計のプロによると「とんでもない。本棚は壁に固定。本や書類は隙間なく詰めれば簡単には飛び出さない。プリンターは胸から下、サーバーは足元に。」が常識だそうです。

今、住宅業界では耐震性能、耐震性能と声高に叫ばれているけど、構造自体を強固な耐震構造にさえすれば絶対大丈夫ということではないようです。

まず仕事の上でも家庭でも、一番よく使うもの、大切なものを安全な場所に置き、だれもが分かるようにすること。

特に職場では環境整備を徹底し、自分の身辺をいつも整理整頓しておくことが大切なんですね。
職場や住まいの整理が命と仕事を守ってくれます。

総務 takky

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