2021.02.10
staff
杉板模様
寒い中、マスクの暖にほっとしつつ、通勤している今日この頃です。
最近ですが、携わっていた物件が無事竣工となりました。
この建物の外壁がコンクリート打ち放しの上に塗装なのですが、コンクリートの肌を杉の木目が浮き出るように仕上げています。
コンクリートを打ち込む為の型枠自体に杉板を使い、そのまま判で押したようにコンクリート表面に杉板模様が現れるものです。
今回は木目に凹凸のある浮造りという板を使ったので、コンクリートの木目のほうもより立体感のある木目調の肌となりました。
こういった躯体を造る際はより緻密な、緊張感の伴った施工管理が要求されるもので、コンクリート打設~型枠を外す時までは内心ドキドキものでしたが、狙い通りの仕上がりとなりましたので胸をなでおろすことができました。
終わり。