子(ね)年ってどんな年
今年も残りわずかとなりました。
間もなく年の瀬を迎えますが、皆様お元気でお過ごしのことと拝察いたします。
昨年末の本欄では、今年の干支の己亥(つちのとい)年について「今現在の状況を維持し、守りの姿勢に徹し、自分の核となるものを確認する年」と記しましたが、この一年、皆様は自分の核となるものを確認できましたでしょうか。
さて、来年の干支は庚子(かのえ・ね)にあたります。
庚子はどのような年なのか、気になるところですね。
スマイルニュース12月号では、すっかり恒例となりました来年の年占い。
今号では庚子年について調べましたので、
早速、ご紹介させていただきます。
まずおさらいをしましょう。
「干支」とは十二支(じゅうにし)を指しますが、本来は「十干(じっかん)」つまり甲(こう)乙(おつ)丙(へい)丁(てい)戊(ぼ)巳(き)庚(こう)辛(しん)壬(じん)癸(き) に「十二支」(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)を順番に割り振っていった「十干十二支」のことを言います。
甲子(きのえね)に始まり、癸亥(みずのとい)で終わる60通りの組み合わせがあることから六十干支(ろくじっかんし)ともいい、古くから暦や時刻、方位等の表記に用いられてきたものなんですね。
さぁ、本題に入ります。
十干の7番目に当たる「庚」は、臼と杵で穀物をついている形からきているようです。
臼と杵で、もち米から餅ができるように、それまでの形から違うものへと変わっていきます。
そこから『更(かわる)』という字に通じ、植物に例えると種から芽が出ていくように、成長が止まって新たな形に変化しようとする状態を指します。
「子」は十二支の始まりです。
本来は増加するという意味があり、これから新しい生命が芽生え始める状態を指す言葉です。
よって全ての始まりと、未来への可能性を秘めています。
また子年を象徴するネズミは、たくさん子供を生むことから子孫繁栄の象徴でもあります。
以上から庚子(かのえ・ね)に当たる2020年は「変化への動きがあり、新しいものを作り出していく年」と言えそうです。
今年一年「スマイルニュース」におつきあいくださり、ありがとうございました。
来年は東京オリンピックという大きな動きがあります。
前回の東京オリンピックで首都高や新幹線が新しく出来たように、来年また新しいものが生み出されることを期待して、今年のブログの筆を置きたいと思います。
来年が皆様にとってすばらしい年でありますように。感謝
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