2019.08.04
staff
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
毎日暑い日が続いております・・・今日の日曜日、私も休日と・・・
6月30日以来の建築の話と参りましょう。群馬県の古建築に触れてみるということに前回なりました。
その第1弾となる今日。
群馬県は文化庁のデータベースでは国指定重要文化財建造物は24件、その中でお寺の建造物は2件と少なく、他は神社・古民家・近代(富岡製糸場がその代表)の建物となっています。
社寺建築となると神社優位な地域と言えるのがここ群馬県。
その中で筆頭はやはり上野国一之宮である貫前神社でしょう。
ぬきさき神社と読みます。
本殿・拝殿・楼門が国指定重要文化財建造物に指定されています。建立は3棟とも江戸時代前期寛永12年(1635)3代将軍徳川家光の命により造営されました。
建物の話の前にこの神社のあまり他にない特徴を・・・この神社「下り宮」呼ばれる配置となっています。これがその写真です。
正面に見えるのは国指定重要文化財建造物の楼門、この先に拝殿・社殿とこの神社の中心の領域となります。普通神社にお参りとなると階段を上っていきませんか?下ったことあります?ないですよね、ここが貫前神社の特徴のひとつです。
次回はこの先にある建物:社殿・拝殿の話と続きます。
今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。