2019.06.02
staff
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
今朝は曇り空の朝・・・予報では東京は一日中曇りとのこと、雨はどうなのでしょうか・・・本日、休日の日曜日・・・久しぶりに建物の話をしましょうか・・・と先週そのようなことを呟いておりましたので・・・
3月31日以来の古建築紹介「神奈川県編」となりますが、今日で神奈川県は最後となります。
その最後の建物は「宝城坊本堂」と元々その堂内にありました「宝城坊旧本堂内厨子」の二つの建築物となります。
宝城坊(ほうじょうぼう)?どこ?と思う方も「日向薬師(ひなたやくし)」と言う方が通じが良いかと・・・伊勢原市内・東丹沢の懐にある薬師さんで有名なお寺です。もとは大きなお寺の一部が残ったと歴史のお寺です。
本堂は1660年(万治3)江戸前期建立の立派な茅葺屋根のお堂、平成7年に国指定重要文化財建造物となり平成28年に大修理を終えている現在きれいな状態でご覧いただけます。
またもう一つの国指定重要文化財建造物となる厨子ですが、元々本堂内にありご本尊が安置していましたが、別の建物に移っています。こちらは年代も古く室町前期の高さ5mありほとんど建築!当時の建築様式がわかる優れた厨子として1968年にはすでに国指定重要文化財建造物に指定されています。建築通の方は本堂よりこっちの方がこのみかと・・・
東京からも程よい距離です、ドライブでいかがでしょうか?
これで神奈川県を離れることにしましょう、つぎは東京都と接する県を離れその外側の関東・群馬県に行きます。日曜出勤もありますので次回はいつになるのか・・・
ということで今日はこの辺で失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。