2018.07.29
staff
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
東京は台風が去り蒸し暑い空気が朝から迎えてくれています。皮膚呼吸ができない感じ・・・蝉が元気に鳴いています・・・
今台風は関西を過ぎ西へ・・・先日の豪雨災害のエリアへ・・・何事もなく過ぎ去っていただきたいのですが・・・昨日は弊社の感謝デーも中止となり、台風の影響を受けてしまったということで・・・
あっ、今日は休みです。本当に久しぶりですが本題の建築の話、ひとつ参りましょうか・・・
神奈川県横浜市にある三渓園の建物巡っている途中でした、その中でもう一つ触れたい国指定重要文化財建造物は「臨春閣」。
この前は「聴秋閣」今度は「臨春閣」どちらもなかなか、ネーミングが良い!
まずは臨春閣の姿を
こちら江戸時代初期の数寄屋風書院造の建物になります。
慶安2年(1649年)紀州徳川家の別邸と考えられています。豊臣秀吉の聚楽第の遺構ともいわれていたことも・・・
この建物はその後取り壊しと移築を幾度か繰り返し、大正6年にこの地に移築完了、今に至っています。
この建物別荘です。すごいですよねぇ~、まあ、紀州徳川家ですから全国ナンバー3に入る大名のお殿様の別荘となるわけで、当然といえば当然か。
本邸=城内にある御殿、こちらはパブリックな建物ですから格式ばった書院建築。別荘はそれよりプライベートな建物ということで数寄屋造りになるようです。
この臨春閣、武家による数寄屋風書院となります。公家による数寄屋風書院建築「桂離宮」と比べるのも面白いかと・・・今回は数寄屋建築なるもの触れてみたいと思います。まずは今日はその建物紹介ということで・・・
それでは失礼いたします。よい日曜日をお過ごしください。