2024.01.05
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住宅の性能【UA値】について
設計の佐藤です。
住宅の性能を現わす値に外皮平均熱貫流率(UA値)という値をご存じでしょうか。これは建物の断熱性能を示す値で、住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外へ逃げていく熱量を外皮全体で平均した値のことです。
計算の仕方としては「UA値(w/m2・k)=建物の熱損失量の合計(w/k)÷外皮面積(m2)」という計算式で求められます。つまりUA値は、外皮(建物を表面)1m2当たりで、平均して何wの熱が逃げるかを表します。
値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。HEAT20のG1、G2、G3や、性能表示の断熱等級はこの数字で性能を現わします。