日曜の朝に
おはようございます。東京中野区の工務店:小河原建設住宅事業部設計担当の高橋です。
今は午前中本当の「おはようございます。」です・・・
ですが月曜日です。
昨日の日曜日=建国記念日その振替休日ということで今日は自分も休日、一日遅れの登場とさせていただきます。
昨日日曜日は休日担当ということで、また「住まい塾」もありましたので帰宅直後の間に合わせブログよりは話題のある話をと思い、今日ということで・・・
さて本日のお題は「瓦」の話を
能登の地震でも倒壊家屋を見ると瓦葺きの家屋が多く見られます。大きな地震があるごと瓦葺き屋根は重いのでということが出てきますが果たしてそうなのでしょうか?
実際重いです、建築設計をしている自分自身も瓦屋根の設計というのは最近はありません。
ただし日本の街並み景観は瓦葺き屋根家屋によるところも多いかと・・・瓦屋根の街並みは消えてゆくのでしょうか・・・
瓦屋根よいところは耐久性・防火性・見た目など、良くない点は重い・建設費高い・施工性というところでしょうか・・・
あくまでも自分の私見ですが、重たいから地震によって倒壊するというのは施工をしたくない住宅業者の口実のように感じるのです。
今の時代コスト重視です。施工性は工事費に直結します、また瓦工事をする、瓦屋さんは高度な技術が必要です、誰でもすぐ施工できるものではありません出来上がりの美しさが違います。
品質管理的にも難しいということもあります。
現在の住宅産業の潮流に合わないということで地震のせいにされどんどん減っていく景観・・・このままでよいのでしょうか?
自分も今後とも、瓦のこと含め日本の景観気にしていきます。
改めて瓦の話・・・
日本瓦葺きは大きく分けると「本瓦葺き」と「桟瓦葺き」となります。
本瓦葺きはお寺の本堂とかで見ることができます。
この絵の違い、縦のラインが多いのが本瓦葺き、少ないのが桟瓦葺きです、きれいに葺いている桟瓦葺きは斜めから見上げるとキレイな菱形模様が見えますので是非お試しください。
まだまだ奥の深い瓦の話続編はまたそのうちに・・・
それでは今日はこの辺で失礼いたします。よい休日をお過ごしください。