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2016.01.03
staff

日曜の朝に

寛永度江戸城天守復元図

おはようございます。設計担当の高橋です。
もうひとつ、明けましておめでとうございます。
今年もこの「日曜の朝に」を宜しく可愛がってください。

先週の日曜は仕事納めの前日、今日は明日が仕事始めとなります。

先週、体調がすぐれないことプログで伝えていましたが1週間経った現在ものどが痛い、目にも来て年明け早々寝起きに目ヤニで目が明かない状況など、具合が良くない状況が続いています。なかなか風邪が抜けません。

と言う状況ですが今年一発なので本題に入ります。

今まで江戸城天守家康の天守・秀忠の天守と説明しました。

今回は家光の天守「寛永度江戸城天守」のことを・・・・

この天守今までの白い天守とは違い黒い色を取り入れた色彩のお城です。(復元図参照ください)

この天守、寛永15年(1638)竣工、明暦3年(1657)明暦江戸大火により焼失の20年弱、江戸にあったことになります。この天守が一番資料があり、以前から江戸城天守はこの色だと思っていた方が多いかと存じます。
江戸城は白亜の城というのはその後に出て来たことなのです。

その寛永度江戸城天守は五層五階の層塔型天守で屋根が銅板葺き、外壁にも銅板を張ったのが今までにない意匠となります。
規模は秀忠の元和度天守を解体し、改造加え組立直したものなので同じになります。

今日のところは寛永度江戸城天守の説明までといたしましょう。次回をお楽しみに。
今日はこの辺で失礼いたします。
よい日曜日をお過ごしください。

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