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2015.12.06
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日曜の朝に

慶長度江戸城天守復元図

おはようございます。設計担当の高橋です。
今朝は晴天、日差しがまぶしい!!

さあ!12月となりました!この「日曜の朝に」3年目に入りました。今まで以上にパワーアップした「日曜の朝に」を皆様にお届けしま・・・・すと、持ちませんので、今までの通りゆるくやっていきます。
お付き合いのほど・・・・・

ということで今日は時間がありますので、先々週の続き「江戸城シリーズ」とまいります。

前回は江戸城天守は50年の間に3回建てられたとお話ししました。そのまず1回目の天守の話を・・・

この天守「慶長度天守」と呼ばれており、徳川家康によって建築されました。
竣工は慶長12年(1607)5層5階の屋根は鉛葺き、白漆喰塗籠の白亜の天守です。
富士の峰の白さと比較された文があるぐらいなので、当時としては斬新な天守であったと思われます。

それまでは豊臣時代は黒い天守が主流に対し、家康は新しい時代を象徴し、世の中に示すべく白い天守を建築したのだと。
今年修復が終わった姫路城が白い天守の現存のもの、また黒い天守は松本城や松江城の天守といえます。

復元図を載せますが、慶長度天守記録が少なく一番はっきりしていないのです。

この慶長天守は元和8年(1622)解体されました。
家康はこの天守解体の前、1616年に亡くなりました。次に将軍になった徳川秀忠は自分の代になり新たに天守を作り直したわけです。やっぱりお父さんとは違うのだということを世の中に示したかったのかと・・・などと思ったりします。
ということで江戸城の話はここまで。

今日はこの辺で失礼いたします。
よい日曜日をお過ごしください。

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