無垢材
今回は無垢材、無垢フローリングについてお話しをさせて頂きます。
無垢木材とは、天然の木からとれる1枚の板そのもののことです。
その特徴は、まず調湿作用があります。湿度が高い夏場は水分を吸収し、湿度が低いと放出します。ということは、夏は湿気を吸って膨らみ、冬は乾燥して縮んできます。
無垢のフローリングを貼ると隙間ができたりするのはこの原理となります。
そしてなによりあたたかみがあります。足や手触りもよく、寝転んでも気持ちが良いもので、いつまでも触っていたくなるような、ぬくもりがあります。 これは無垢材は熱伝導率が低いためでもあります。ある意味断熱材ですね。
無垢には表情もあります。天然の表情です。キャラクターともいうのですが、まさに1枚1枚に個性があります。
木の種類にもよりますが、濃い色の心材があり、薄い色の辺材があったり、トラフと呼ばれている虎の斑紋のような模様があったりと様々です。
辺材 トラフ
又、木目が強いもの、弱いものもあります。強いと個性が強く見え、弱いと穏やかな雰囲気になります。
木目が強い 木目がおとなしい
色も木種によって違います。明るめの色、中間色、濃いダークな色合いのもの、赤みがかっていたり、黄味がかっていたりします。
フローリングを選ぶときには、お好みの色で決められる方も多いのではないでしょうか。
濃い色 薄い色 中間色
最後に貼り方のご紹介をさせて頂きます。ある一定の空間だけ、違う貼り方をされても、個性が出てよいものです。
乱尺貼り
りゃんこ貼り
すだれ貼り
パーケット貼り
ヘリンボーン貼り
中野区の工務店 小河原建設 石田でした。
気になるフローリングはございましたでしょうか。