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2022.10.10
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断熱性能について

中野区の工務店 小河原建設の池田です。

先日は、脱炭素、パッシブデザインと書かせて戴きました。

 

省エネに関して、新築では一番手っ取り早いのが断熱性能を上げることです。

断熱性能を上げるためには何をするのか!?ということですが、

 

天井・壁・床下のいわゆる外皮と呼ばれる家の外周部分の断熱材を

高性能な仕様にする。また窓サッシを高性能な仕様にする。

(気密性能も重要)

 

気密性にもよりますが、たったこれだけで劇的に断熱性能が向上します。

即ち、熱が逃げにくく、入りづらい。暖房も冷房も効率が良くなります。

 

断熱性能も段階的に指針が変わってきました。

昭和55年(旧省エネ基準 等級2)、平成4年(新省エネ基準 等級3)、

平成11年(次世代省エネ基準 等級4)、

令和4年(更に上位等級が定められました 等級5、6、7)と

いう具合に基準が高められてきました。

ちなみに昭和55年以前は断熱材をいれなくてもよい基準でした。

 

昭和55年の断熱基準と令和4年施行の基準の等級6ではどれくらい

違うかといいますと数値で言いますと1.67→0.46(小さいほどよい)

約4倍も断熱性能が違います。

エアコンでの冷暖房の年間電気代で換算しますと本当にだいたいですが、

120,000円→30,000円

(使い方や設定、電気代の単価にもよるので超概算です)

約4倍も金額が違います。また気密性能や断熱材の施工品質によっても

熱の損失が考えられるので実数値はもっと差があると思います。

 

数値にはキリがありませんが、東京都(断熱性能 地域区分 Ⅵ地域)では

断熱性能は等級6(HEAT20 GⅡ)

0.46w/m2・K、気密性能 1.0cm2/m2以下で

あれば十分ではないかなと思います。

 

WHOで室内の快適温度の指標がありますが、上記の数値を満たした

住まいは真冬に就寝時20℃あった室温が6時間後の朝、15℃程度の

室温を保っているかと思います。

 

詳しくお聞きになりたい方は

中野区の工務店 小河原建設の池田までご連絡下さいませ!

 

気密とサッシに関しては次回以降、お楽しみに!!


中野区の工務店『小河原建設』

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