2014.06.15
staff
日曜の朝に
おはようございます。設計担当の高橋です。
先週はよく雨が降りました。
先週の日曜も雨の日曜日でしたが、今朝は昨日に引き続き晴れました。
昨日は一日中雨がなかったですが、今日は午後に雨が降るようなことを先ほどの天気予報で言っていました、お出かけされる方はお気を付けください。
先週は古い五重塔の話をしました。
その前5/25は古の高層建築・五重塔の話をしました。
両方とも途中の話でした・・・・・
そこで先に進めていた高層建築の話をひとつ。
現在国指定重要文化財で一番高い塔は京都・東寺・国宝五重塔54.8mになります。
過去歴史上でこの塔より高いものがあったようです。
京都・相国寺七重塔109m
これは室町幕府3代将軍である足利義満によるものでたった2年で焼失したようです。
次は奈良・東大寺七重塔100m
奈良時代・聖武天皇の国分寺建立によるもの。
あとは京都・法勝寺九重塔81m
平安時代・白川院によるもの。
こちらが主な古の高層建築になります。共通していることは長い間建ち続けることができず、そのあと再建されなかったことです。昔の人も無理をしていることがわかったんではないでしょうか、絵を見ると何となく不自然な感じがするのは私だけではないでしょう。
今までかなりの数の五重塔などの高層建築が建てられてきました(文献でもわかっています)避雷針もない時代重要文化財として現在に残っている塔は奇跡的な結果ともいえるでしょう。その奇跡建築物として改めて眺めてみてはいかかでしょうか。
今日はこの辺で失礼いたします。
よい日曜日をお過ごしください。