2013.06.16
yoshihiko
東北の被災地を訪ねて 2
宿泊したホテルの部屋の窓からは岬に囲まれ島々が点在する南三陸の湾が拡がっていました。
海に臨む崖地を造成して作られたこの10階建のホテルは2階まで津波に襲われ大きな被害を被ったが他の部分をいち早く避難所として開放し被災者の為に捨身のボランティアを行ったと過日の月刊誌の記事にも掲載されていました。
この穏やかな海が2年と3ヶ月ほど前に巨大な水の壁となって人々の生活に襲いかかり大勢の人の命を奪っていったとはにわかに信じられない気持ちです。
心すべきはこの世に絶対安全、安心などというものはないということです。
“備えあれば憂いなし”と言うがいざという時の備えを物心ともにしておかなければいけないということを教わった視察でした。