戌(いぬ)年ってどんな年

皆様,明けましておめでとうございます。

今年も、何卒、よろしくお願いいたします。

皆様はどのようにお正月を過ごされましたでしょうか?

さて、今年の干支は戊戌(つちのえいぬ)にあたります。今年はどのような年なのか気になるところですね。

「戊」は鉞(まさかり)に似た武器の象形文字で草冠の付いた「茂」と同様「茂る」「繁栄する」の意味を持ちます。

植物が繁茂しすぎると風通しや日当たりが悪くなり枯れてしまう様に、物事が繁栄し繁雑化するに従い様々な問題が発生し、思い切った剪定(整理)が必要になることがあります。

こうしたことから戊年は「変化して無駄を省き簡素化に努める年」と言えます。

「戌」も茂るを意味し、真ん中の「一」は陽気を表し収穫された穀物や野花などの豊かさを内包していますが、繁茂成熟した樹々は日当たりや風通しが悪くなるため、戌削(じゅっさく)といって不要な枝葉を切り払い、樹木の生気を取り戻す必要があります。

戌には「削る」「裁つ」という意味も含まれています。

以上から戊戌(つちのえいぬ)に当たる2018年は

「成熟した物事から余分なものを取り除き思い切った整理をして簡素に徹する年」と言えそうです。

 

 

小河原建設10大ニュース!

秋といえばみのりの秋、おいしいものを美味しく食べられるというのはありがたいことですね。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

10月は弊社の決算月であり1年の締めとなります。そこでこの一年間(昨年11月1日~今年10月31日)の締めとして敬彦が選ぶ「小河原建設10大ニュース」をお届けします。

成田東モデルハウスオーブン

谷内主任第一子誕生

4月から新卒3人入社

④来年新入社員3人内定 

設計ニューフェース入社

⑥NPO ケアリフォーム研究会に加入

リフォームのホームページ刷新

フェースブックやインスタグラムの開始

本性ビル外装リフレッシュ

年間無事故、無災害達成

これも一重に皆様方のご支援ご協力があるからこそと心得ております。

11月から始まる来期49期も社員一同皆様方のお役に立てるよう一生懸命仕事に精を出して参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。     感謝

快適な温度と湿度の目安とは(後編)

朝夕の虫の音が秋の深まりを感じさせる此の頃ですが皆様お元気のことと拝察いたします。

前号では一般的に使われている湿度とは空気中の水蒸気量を飽和水蒸気量で割った相対湿度(%)であると話しましたが、相対湿度に対して「空気1㎏あたりに何g の水蒸気が含まれるのか」を表すのが絶対湿度であり(g /㎏)で表されます。前号で質問した空気の重さ(約1.0~1.2㎏/立方メートル)が絶対湿度を理解するのに役に立つのではないかと思います。

-絶対湿度の目安-

ここで東京の月別の絶対湿度と相対湿度を図1で見てみましょう。

ふつう冬に喉の粘膜が乾かないようにするためには空気中の水分量(絶対湿度)は7g /㎏は欲しいところです。

逆に夏では12~13g/㎏ を超えると蒸し暑さを感じるようになります。

よって絶対湿度表から11月から4月までは加湿が必要な時期、6月から9月は除湿が必要な時期であるということがわかります。

相対湿度表と見比べても感覚としては掴み易いと思うのですがいかがでしょうか。

しかし一般的な湿度計には相対湿度しか表示されないので皆さん湿度といえば相対湿度となってしまっているわけです。

-快適な温湿度範囲-

ここで温度、相対湿度、絶対湿度により夏及び冬の健康で快適な温湿度範囲を示すと図2のようになります。

冬快適な室温は20度~24度くらいで喉の乾燥を防ぎウイルス感染しにくくするためには空気中の水分量は7g/ ㎏ 以上は必要です。

とはいっても湿度60%を超えるとカビやダニが発生しやすくなってくるので冬場は赤で塗りつぶした範囲。

夏の快適な室温は25度~28度くらいでカビやダニの観点から湿度は60%以下、蒸し暑いのも困るので空気中の水分量は13g /㎏は切りたいところです。

よって夏場の快適範囲は青で塗りつぶした範囲となります。

図2

図2

 

-まとめ-

絶対湿度の方が湿度による快不快の実感が掴み易いのではと思いますが家庭に絶対湿度計はないので、目安としては「冬は20度かつ相対湿度50%以上、夏は28度かつ相対湿度60%以下が健康で快適な温湿度範囲である」ということを覚えておいてください。

参考にして頂ければ何よりです。

 

快適な温度と湿度の目安とは?!

梅雨明けしてからが梅雨らしいようなはっきりしない天気が続いていましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

先月の22日(土)には恒例の夏のお客さま感謝デイを開催いたしました。私は晴れ男を自負しておりますが、今回もお天気に恵まれ大勢の方に来ていただき嬉しい限りです。

暑いなかお越しくださったお客さまには誌面をお借りしてお礼申し上げます。

最近、夏が年々暑くなってきているのを感じています。日本の夏の蒸し暑さも加わり私など夏を越すのが一苦労といった感じですが、同じ温度であっても湿度が違うと体感も違ってきます。

そこで今号と次号では暑い夏や寒い冬を快適に過ごす為のお部屋の温度や湿度の目安についてお話しをさせていただきます。

-空気の基本について-

まず質問です。

1辺1m の立方体の空気の重さはいくらでしょうか?

「えっ、空気に重さがあるの?」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

答えは約1.0㎏~1.2㎏です。

幅があるのは温度によって重さが異なり、低いほど重く高いほど軽くなるからです。

驚かれた方も多いのではと思いますが、水と比べると腑に落ちやすく、同じ体積の水は1トン(1000㎏)です。ですからだいたい水の1/1000ぐらいの重さかと思えば理解しやすいと思います。

温度によって重さが変わるからこそ暖気は部屋の天井に冷気は床にたまってしまうという訳です。

-相対湿度と絶対湿度-

ここで昔習った「飽和水蒸気量」ということばを思い出してみてください。

水はある一定量までは水蒸気として空気中に存在することができます。

この量は温度が高くなるほど多く含むことができ、この一定量のことを飽和水蒸気量(g )といいます。図〇

『今日は湿度が高いので蒸し暑いね』など一般的に使われている湿度は空気中に存在する水分量をこの飽和水蒸気量で割ったものであり相対湿度と呼ばれ、パーセント(%)で表されます。市販されている温湿度計などに表示される湿度はこの相対湿度を表しています。

そろそろ誌面が尽きてきたようです。この続きは次号にて。

中古住宅市場の環境整備

皆さん、こんにちは。

梅雨明けしていないにもかかわらず、暑い暑い真夏のような天気が続いていますね。いきなり熱中症などにかからないようにお互いに気をつけましょう!

さて、今年の夏からは国が中古住宅に対してお墨付きを与える「安心R 住宅」という制度も 始まります。「不安」「汚い」「分からない」といった中古住宅の負のイメージを払拭し、不動産市場での流通を促すためのものであり、これなどは空き家予防策の一つといってもよいでしょう。中古住宅市場の活性化は時代の要請であり建物検査、瑕疵保険の付保、ローンの適用、上記の国のお墨付き等々環境整備も進んできています。

-空き家発生の抑制-  建物の長命化や昨今の供給過剰ぎみのアパート・マンション建築などは将来の空き家増加要因であり、一部のマンションではスラム化などが顕在化しています。最初から空き家にするために建てられた建物などはなく、時の経過と様々な事情で空き家となっていく訳ですが、その意味では現在人が住んでいる建物も将来の空き家予備軍であるともいえます。故にこれ以上空き家を増やさないためにも中古住宅市場を活性化させ流通を促すのは効果的です。

 

空き家ビジネスの育成 その2

皆さん、こんにちは。

最近は夏のように暑くなったり、涼しくなったり、気温差が大きいですから、体調にはくれぐれもお気をつけください。

さて前回から空き家についての話をさせていただいていますが、今回はその問題と対策です。空き家の増加は地域の防災・防犯力の低下、生活環境・景観の悪化などにつながる社会問題であり国はこれまでに空き家の利活用を促す様々な施策を打ち出してきています。

主なものでは

①2015年5月施行の「空き家対策の推進に関する特別措置法」。これにより16年10月までに全国107の市区町村が空き家等対策計画を策定済

②19年末までに相続人が空き家を売却した場合、譲渡所得から3000万円を特別控除する

③17年度に「全国版空き家・空き地バンク」を構築し、空き家を流通させる不動産団体を支援

④空き家を高齢者、子育て世帯、低額所得者、障害者、被災者などの住宅の確保に配慮を要する方々の入居を拒まない賃貸住宅として登録すれば改修工事に補助金がでる「住宅セーフティネット制度」の立ち上げ(年内)

などがあり対策メニューは揃ってきてはいますが空き家増加の流れは続いています。

次回は中古住宅市場についてお話させていただきます。

空き家ビジネスの育成 その1

薫風爽やかな季節となっています。

皆様お変わりございませんでしょうか。

ここのところ散歩などをしていると工事現場をよく見かけます。

景気の良さが感じられる一方、都心の住宅街なのに住んでいる人の気配が感じられないような建物も散見されます。今号では以前から気にはなっていた「空き家」について考えてみたいと思います。

-空き家820万戸-

人口減少や過疎化、建物の老朽化などにより日本中で空き家は増え続けており総務省の調査によると2013年の空き家の総数は何と820万戸と20年間で1.8倍に増加し空き家率は13.5%と10件に1件強の割合となっています。某シンクタンクの予測では2023年に20%、33年には30%を超えると見られています。

次回は空き家の問題と対策についてです。お楽しみに!

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寒い家には要注意!!

4月に入り暖かい陽気となっていますが朝晩はまだ冬の寒さが感じられるようです。一日の寒暖の差が大きいこの頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

私事ですが怪我をして以来、毎日血圧の測定をしております。

健康管理のバロメーターとして行っていますが、毎日やっているとその時の身体状態だけではなく気温や時刻などの外部環境によっても数値が上下するのがよく分かります。

先だって行われた「室温と家庭血圧の関連についての調査」(※1)でも血圧と家の中の居間や寝室の室温には大きな相関関係が見られるということが分かりました。

調査によると寝室の室温が明け方の冷え込みなどで10度下がると60歳の方は起床時血圧が3.8㎜Hg上がり70歳の方では5.5㎜Hg上がることから高齢者ほど室温が血圧に及ぼす影響が大きく、寒い家(断熱性の低い家)に住んでいる高齢者ほど高血圧の割合が高いという結果も出ています。

 

高血圧が問題なのはご存じの通りで既に食生活を改善したり、生活習慣病の予防をしたり、薬を飲んだりと色々な対処策が取られていると思いますが、他方寒い家で生活をしていると血圧が高くなってしまうということも立証されているので「家が寒いな」と感じていられる方は家の断熱化ということも是非お考えになってください。

別の調査(※2)でも冬の夜中の0時に室温が18度未満となる寒い家に10年住んだ場合の高血圧発症リスクは6.67倍であるとか、暖かい家に住むことで健康寿命を4歳延ばせる可能性もある、などが発表されています。

どうやら寒い家に住む弊害としては寒さだけではなく、ヒートショックや高血圧により様々な疾患を引き起こしやすいということもあるので、高齢者の方や高齢の親御さんと同居されている方も、将来的な健康維持を考えて住宅の断熱化や高性能化を図ることは健康寿命を維持する上でも大切なことであると言えると思います.

 

『家のつくりは省エネを旨とすべし』―後編―

皆様いかがお過ごしでしょうか?

前号では「魔法瓶のような家づくり」についてと省エネ住宅は健康と密接に結びついているというお話をいたしました。

今回は求められる取り組みについてお話いたします。

最近は高断熱・高気密住宅に取り組む工務店やハウスメーカーも増えてはいますがまだまだ試行錯誤といった段階であり、また一年中快適で光熱費のかからない省エネ健康住宅とするためには断熱・気密だけではなく太陽光や風といった自然のエネルギーの活用(パッシブデザイン)も欠かせません。2020年に予定される省エネ住宅の標準化に向け、名実ともの「省エネ健康住宅」とするために現時点で足りていない取組としては「窓と屋根の断熱性能を更に高める」、「風の流れを把握し最適な窓配置とする」、「夏場の窓からの日射遮蔽、冬場の日射取得を図る」、「基礎回りの気密性の向上」などがあげられます。

設計だけではなくコストにも関わることばかりですが、住宅の寿命の長命化を考えるに永く住めば住むほど光熱費が割安になり、快適な住環境であれば疾患になるリスクも減らせ健康でいられること、そして地球環境にも優しいことを思えば今から積極的に取り組んでいかなければいけません。

弊社でも今年の6月頃に杉並区の成田東で上記を充たした木造2階建ての「ネットゼロエネルギー住宅」(ZEH )をオープンさせ、一年間モデルハウスとして省エネ等のデータを取得・検証する予定です。見学会なども随時開催していきますのでご興味のある方はどうぞお越しになってください。

 

家のつくりは省エネを旨とすべし

皆様いかがお過ごしでしょうか。

前号では鎌倉時代の昔から「家のつくりは夏を旨とすべし」と夏は良いが冬は寒い家づくりを長い間続けてきたのが、平成12年の「住宅の性能表示制度」によってようやく家の断熱性や気密性に注意が払われるようになった、ということをお話しました。

―魔法瓶のような家づくり―

制度施行以降の家づくりは夏が涼しいだけではなく、冬も温かくするために隙間風が入らないよう気密性を高めて断熱材ですっぽりと覆った、保温効果の高い言わば魔法瓶のような家づくりに変わってきているということです。

去年のスマイルニュース 号の「省エネの潮流」でも記しましたようにそこにCO 2削減という喫緊の環境問題も加わり、断熱性と気密性を高めた「省エネという潮流」は家づくりに於て亜流でも支流でもない本流となってきています。

―省エネ住宅は健康住宅―

また新築、リフォーム問わず住宅の高断熱化・高気密化は家の中の各部屋の温度差を少なくするので冬場のヒートショックによる心臓マヒ等の疾患を防ぎ、高齢者が安心して暮らせる健康住宅にも繋がります。

次回は求められる取り組みについてお話いたします。

お楽しみに!